十人十色だよ、おじちゃん。
私は舞台を見るのが好きである。
歌舞伎も、能楽も、ミュージカルだって、好きである。
先日、突然、何の脈略もなしに能楽に無関係な場所で、おじちゃんにさそされた。
「謡を習わない?」
この手のお誘いは、両手では数えられないほどに誘われたことがある。
「謡、面白いよ。」
「音痴なので、、、」
「謡、奥が深いから。」
「リズムが取れないんですよ、、、」
「謡、やればいいねん。」
「、、、、」
と、こんな調子で小半時間。
「見るのは好きなんですけどね、、、」
「見たって、意味あらへん、謡せな。わし!ら、見にいったことがないわ」
「見にいったって、意味あらへん。」
「3000円とか5000円とか、高すぎるやろ。」
(内心、、イヤイヤ、奉納の能楽もあるよ、、、)
「謡せな、分からへん。」
「能楽を見るより、謡の方が楽しい。」
「能楽なんかに見に行くのって、わしらとは違うんや、、」
「謡せなあかん、謡、謡、謡、、、」
返す言葉がない。
確かに昔は謡は嗜みや教養の一つだとは言われていたが、能楽師がまう能楽を否定するのは本末転倒だと感じた。
世の中にはこういった他人の好みを否定する方がいらっしゃるのだと、痛感した。
ネットで十分。本は高いのは、バカだ。
その反対で、
身近でいうなら、新聞は紙で読む方がいい。
人それぞれ、、
本で十分。美術館に見にいくのは、バカだ。
その反対で、
アートは実物も見たいし、図録でもネットでも見たい。
人それぞれ、、
謡は正しく、能楽鑑賞するのは高くてバカだとおっしゃったそこのおいちゃん!
これも、またよしではあるけれど、、、
旅行も、絵葉書で済まされればいいんじゃないですかねぇ^^
、、、な〜んて話を、最近お聞きしました、、、か?
みなさま、
ご訪問、誠にありがとうございます。
感謝、感謝でございます。