映画『ファーストラヴ』2.9★/5 2021年 監督 堤幸彦 脚本 浅野妙子 原作 島本理生 出演者 北川景子 中村倫也(中村友也) 芳根京子 窪塚洋介
北川景子、中村倫也、窪塚洋介出演とのことで、映画『ファーストラヴ』を見たが、面白くなかった。
北川景子と窪塚洋介はいつものようによくこなされていたが、久しぶりに見た中村倫也は一本調子な演じ方で、嫌味さが鼻につく。
あら!不思議と思い、中村倫也出演の他のドラマもつまみ食いして見たが、昔の良さは消えていた。
この映画では、窪塚洋介のあっs長であったと、私は思う。
ところでこの映画は話の展開という以前に、私にとっては嫌さが鼻につく。
というのも、随所随所の大げさな、意味がありそうで意味のない、やたらボリュームが大きな挿入歌は、品が悪く作品の足をホッパっている。
音量を下げ、歌詞が聞こえるか聞こえbない程度のバックミュージックとしての使用ならまだしも、耳がつんのめりそうなほどに大音量で意味不明な音楽を聞かされる観客はたまったものじゃない。
この歌手や歌が好きな観客ならまだしも、こういった音楽のはめ込みは嫌味で、暴力的で、筋書きの言いたい部分をまなに右に習えで教え込もう、あるいは導こうとしている意図が恐ろしく怖い。
私はこの手の手法は、軍隊の朝のラッパかあるいは大衆演劇のクライマックスでの大げさな歌謡曲の挿入を思い出してならないのである。
当然この音楽は、昔は他愛無く可愛らしかった表情がいっぽい通行に演じられている一本調子な嫌味さと重複し、中村の欠点を倍増したと考えている。
歌手はUruという方らしい。UruさんやUruさんのファンの方々には申し訳ないが、この映画作品を下劣にしたと私は感じた。あくまでも、私個人の感じ方の問題である。
これは個人的な意見であり、この映画上の問題であると私は考えている。したがって、Uruさんのライブや、他の曲は素敵なのかもしれないことを付け加えておきたい。
みなさま見てくださいましてありがとうございます。
今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。
ファーストラヴ
2021年製作
119分
監督 堤幸彦
脚本 浅野妙子
原作 島本理生
出演者 北川景子 中村倫也(中村友也) 芳根京子 窪塚洋介 木村佳乃 板尾創路 高岡早紀 石田法嗣 清原翔
主題歌/挿入歌 Uru