先日のこと。
動物園とふぐ料理を食べに行ったつもりが、どちらにも見放される。
動物園が『不思議の国のアリス』(ハルカス美術館)と『春節祭』に変わったのは良しとしよう。
美術と本好き、中国好きの私にとっては、これもまた良し!である。
ところが、食はそういうわけにはいかない。
数日前からもうすでに、ふぐ脳に至り、なけなしの脳の大半をふぐに支配されていたのである。
金曜日にネット検索した時点では、席は多く残っていた。
家族に、予約しておこうか?と尋ねると、
「(デパートで)予約するの?」
と、鼻であしらう。
一抹の不安があったが、家族が言うのも一理あるかも、、、と、私は予約を断念した^^
当日、春節祭とアリスの世界に心を弾ませて、ちょうどお腹も空いた頃に何度となく入ったことの有るふぐ屋に向かう。
しかしながら、ふぐ屋はそんな私に冷酷な一言を突きつけた。
【本日は予約で満員のため、入店戴けません(要約)】
私は、心中
泣いた、、、
家族は
「予約するの?って、聞いただけやん。」
「そんないっぱいになる店なの?」
「前も予約してたの?」
と悪びれもせず、終始一貫してにこやかな笑顔であった。
ふぐに振られた私たちはその後【予約席でいっぱい】或いは【長蛇の列】に翻弄され、デパート内をさまよった。
そして入店できたのが、韓国料理「韓美禅」であった。
注文したのは、次のお料理。
一人一膳
一人、1/2皿
上は定食風で、チヂミやら辛くて旨い海鮮鍋やらチーズの乗った肉二種の石焼ビビンパやサラダやデザート(大学芋)など
下は、肉の三種盛り合わせのチーズのせ(一日5食限定 二人で分ける)
お味は濃いが塩辛さはなく、お出汁が効いて美味しかった。
特に関心したのは、辛くて旨い海鮮鍋やらチーズの乗った肉二種の石焼ビビンパ
辛くて旨い海鮮鍋はむせかえるほどに唐辛子が効いていたが、塩味はちょうど。
海鮮は臭み無く、旨味が効いて、味がしっかりとついていた。
これは美味かった。
チーズの乗った肉二種の石焼ビビンパ
こちらは石鍋が小さめ
少しだけ入れられたご飯が間延びせずうまい具合に焦げ、上に乗せた二種の肉とチーズが絡み、絶品で有る。
また、ここには、
「よく混ぜると、美味しいよ!」
また、韓国料理店で多いので困っているのだが、「よく混ぜると、美味しいよ!」とお節介を焼いて、勝手に混ぜるおばさん。こんな方はこの店にはいなかった。
私的にはビビンバは半端に混ぜるほうが好きで有るし、日本人の好みに合っていると感じている(私だけかな?)。
ビビンパに乗せられた黄色くて美しい卵を勝手に混ぜられた日には、私は怒るよ!と内心(だけど)!!のたまう。(器の小さい 鳥だこと)
卵は少し温めて甘くなったとことをとろりと悪なり、黄身だけ少しすくって食べたい派なのだ。
熱で濃厚になった黄色い卵は広がる光景は、印象派の何者にも変えがたい幸せの瞬間なので有る。
今回は卵こそついて無かったが、ご飯は少なく、焦げ方が言葉では表しがたいほど美味かった。
京都の学生の多い地域で韓国料理をいただくと、非常に美味しい。
もっとも学生は賢く、昼食に1000円、1200円は使わないだろうが、とにかくどこの韓国料理店に入っても、1000円〜1500円でうまい飯にありつける。
共通しているのが、塩辛く無くだしが効いていること。
これを考えると、観光がてら、一度韓国にも訪れたいと感じている。
ふぐには潔く振られてしまったが、韓国料理店に入れ、頼んだ中で美味い料理にも当たったので、機嫌を良くしている。
下関のふぐは、また後日行くことにしよう^^
今回の予算
上の料理で6500円弱と、リーズナブルである。
あべのハルカス 近鉄デパート
韓国料理「韓美禅」
みなさま
拙ブログにお付き合いください足てありがとうございます^^