伊勢 おかげ横丁で牡蠣を食べる
伊勢
おかげ横丁のメイン通り横をちょこっと入ったお食事処 横丁いかだ荘さんで、的矢牡蠣と岩牡蠣の食べ比べセットとカキフライと牡蠣のひつまぶしを食べる。
的矢牡蠣と岩牡蠣の食べ比べセットは少し小さめの牡蠣であったが、コリコリして味が大変濃く旨味があった。
ただ、ジキューシーカよ言われれば、それほどまでにジューシーさはないといえよう。
生牡蠣は私も私の父も好きで、結婚当初は父が錦市場か堀川商店街まで買いに行き、度々我が新居に持ってきてくれた。
私は牡蠣の酢の物と、刃物落としに目がないのである。
今回はレモンのみ。
塩や醤油は用意されていたが、付けなくて良かった。
下味の塩があまりにも濃い。
これは下味というより、味付け牡蠣であった。
思いは、『もう一度、ほぼ塩なしの冷水に潜らせたい、、、』であった。
しかし牡蠣そのものは美味しかったのと味が濃かったので、レモンさえかけずに戴いて見ると、すこぶるうまかった。
カキフライを食べて見た。
こちらも牡蠣そのもののお味がうまい。
多少味付けは濃いめではあったが、牡蠣そのものがうまかったのと、熱々で、美味しかった。
牡蠣は生牡蠣と同じく、小さ目であった。
しかし、総じてこの牡蠣フライは得点は高いと感じた。
一言で言うならば、、、うまかった。
そして写真(上)の左の丼が、「牡蠣のひつまぶし」であった。
これはいただけない。
甘辛すぎる煮込んで縮こまった、缶詰の具のような牡蠣が、固すぎる飯の上に7粒程度(?)乗っかっていた。
まず煮込んだ牡蠣を食べてみた。
牡蠣が泣いていた。
次にお出汁を単独で味見した。
一般的なお味であった。
次に牡蠣とご飯を食べてみた。
固く縮こまった牡蠣と硬いコメが、相反発していた。
しかし、私は牡蠣がほとんどなくなるまで、お出汁は入れなかった。
黒すぎる牡蠣が最後の二つ部まで減ったところで、私はお出汁を入れて見た。
硬い飯はお出汁によって膨れ融合するのかと思いきや、口の中で喧嘩を始めた。
私はそそくさと最後の意図粒の牡蠣を口に放り込み、飯は残してお会計をした。
実はカウンターの目の前に魚のネタがいく種類かあった。
しかし、わたky氏の勘違いかもしれないが(笑)、どれもが熟成された魚の塊であり、食べることを断念した。
昨今、熟成肉や熟成の魚が流行っているが、私は魚においては鮮度の良いものを食したい派である。
果物などは、技地熟成させることはあるのだが、魚は別である。
そんなこんなで、生牡蠣はうまかったし、エビフライは美味しかった。
がしかし、メニュー選択ミスという他はない。情けないと感じた後味の悪さであった。