『アドルフォ・バラビーノ ピアノ・リサイタル』(奈良公演) DMG MORI やまと郡山城ホールにて 2022.12.16
大変素晴らしい演奏で、時間が短く感じられ、感動した。
ショパンを多く演奏してくださったが、「ベルベット・タッチ(velvet touch)」と言われる所以がはっキルトわかり、そこが魅力的なピアノリサイタルだったと感じる。
こういった素晴らしい演奏を聴くと、音楽が聴きたくなり、また多くの舞台を観に行きたくなる。
今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。
アドルフォ・バラビーノ Adolfo Barabino,piano
イタリア・ジェノバに生まれ
パガニーニ音楽院でエミリオ・ボニーノに師事する傍ら、アンジェイ・ヤシンスキのもとで研鑽を積んだ。
15歳のときに「Citta di Stresa International Piano Competition」で優勝。
その後ミュンヘンにおける「European Selection Winners & Masters」でも優勝。
ヨーロッパ各国で積極的な演奏活動を開始した。
現在イギリス在住で、クラウディオ・レコードの専属アーティストとして、ショパン全作品の録音に取り組んでいる。
2014年に録音したロンドン交響楽団とのショパンピアノ協奏曲第2番のCD が今年発売される。
このほか、スペインのRadio Classica では数多くのライヴ録音を行う。
フランスのCanal 2 でのラヴェル作品の演奏がテレビ放映された。
他、ショパンの2つのピアノ協奏曲をヴェネズエラ、リマ、キューバの交響楽団と共演し、その様子は南米各国で国営放映された。
2014年には、奈良市における「奈良ピアノフェティバル」に外国人アーティストとして初めて招かれて日本の様々なジャンルのピアニストと共演し、その様子は毎日放送でインタビューとともに放映された。
これまでヨーロッパでは、ロンドンのウィグモア・ホールをはじめとする数多くの主要都市でリサイタルを開催するとともに、ブダペスト祝祭管弦楽団、ルーマニア国立放送管弦楽団、マルキジアーナ・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団と共演している。
このような演奏活動に加え、各国でマスタークラスを行い、鍵盤というものに対する研究法、そして「伝達の手段としての音」に関する講座を数多く開いている。
イギリス南部サセックス州のアーディングリー・カレッジで年3回行っているマスタークラスには、毎回ヨーロッパ各国や日本から様々な目的を持った受講生が集う。
すでにプロとして活躍しているピアニストの参加も多数。音楽的な表現を大切にするその指導法は、日本の国内コンクールで優勝歴のある受講者にも大変好評で、「今までに受けたどのレッスンよりも感銘を受けた」と評された。
洗練された音と卓越した技巧、そして深い知性と感受性に裏打ちされた解釈により、現代における最もすぐれたショパンの演奏家の1人として高く評価されているピアニストである。
そのデリケートでニュアンスに溢れた音色は、「ベルベット・タッチ(velvet touch)」と評されている。
以上、オフィース 0ne引用
DMG MORI やまと郡山城ホールのライトアップには、金魚が泳いでた。
大和郡山は金魚の養殖が盛んで、それに配慮したモニュメントが素晴らしい^^