『古今和歌集』1 「仮名序」7〜18頁 角川文庫
何度か楽しんだ事のある『古今和歌集』ですが今回は角川文庫で読む。
文庫本とあって、上着のポケットにも入れることができるので、散歩の途中でも読むことができるのはありがたい。
大人版ドリルのようにデタラメに書き込み、後でと見返すと赤面するほど間違った解釈をしている場合も多い。
複数回読んでいるため、仮名序や和歌を通して見るてみると、覚えている作品の多さに驚く。
何しろ業平、貫之の好きな私は、今回は香雪博物館(中之島)の行き帰りから『古今和歌集』を楽しみ始めた。
赤や青で書き込んでいるため、紙面は哀れみを感じるほどのくたばりようである。
ところで、『古今和歌集』「仮名序」は執筆者は紀貫之と言われている。
初めて本格的に和歌を論じた歌論として知られ、歌学のさきがけとして位置づけられているとのこと。
陰影で楽しむのも良いが、活字でしっかりと読み込むのもまた良し、である。
『古今和歌集』
角川文庫
昭和51年
438頁
「仮名序」 7〜18頁
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