ドラマ『同窓会〜ラブ・アゲイン症候群』2,9★/5 井上由美子作 黒木瞳 高橋克典 斉藤由貴4★ 三上博史4,7★ 吹越満4★ 他 2010年
井上由美子の完全オリジナル脚本、そして、キャストが勢揃いなので、ドラマ『同窓会〜ラブ・アゲイン症候群』を見た。
ところがどっこい、筋書きが面白くない。
テンポは遅く、役者のいいところが生かされない。
まず、主役の黒木瞳と高橋克典の30年ぶりの、焼けぼっ栗に火がついた的なプラトニックラブがいただけない。
黒木瞳と高橋克典は好きな役者だが、見ている側にドキドキ感を感じさせない。
黒木瞳がドアップになると目の下のシワが気になる。
二人で歩く後ろ姿の彼女がたいそう猫背の場面が何度かあり、美人なのに、魅力は半減する。
高橋は始終ポケットに手を突っ込み、昔のトレンディドラマのように二枚目を演じようと、かっこつける。
ドアップになった高橋克典は二枚目を演じきることに必死のご様子で、表情がなくまるで能面の様である。
この役、江口洋介なら、ここでにニヒッ!と、笑うだろうな!、、
とかなんとか思い浮かべながら、見ていた。
黒木瞳と高橋克典は好きだが、このドラマはいただけなかった。
ところがである。
斉藤由貴 三上博史 吹越満たちが出てくると、話はアップtrンポになり、迫力かつ面白みがある。
斉藤由貴と三上博史のセリフの絡みは面白かった。
また、吹越満の場面ではおもしろく誇張され、舞台を見ているように楽しかった。
斉藤由貴 三上博史 吹越満の表現力の深さに感心した。
三上博史は大変好きな役者だが、このドラマでも器量を発揮されていた。
今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。
井上由美子の完全オリジナル脚本
キャスト
黒木瞳
高橋克典
斉藤由貴
三上博史
吹越満
六角精児
尾美としのり
宮地雅子
須藤理彩
芳本美代子
神保悟志
野波麻帆