『言語的な、余りに言語的な―現代社会とことば』3,3★/5 (明治大学公開文化講座) 新書 – 2004年 明治大学人文科学研究所、 明大人文科学研究所 風間書房
『言語的な、余りに言語的な―現代社会とことば』を読了。
目次は
ことばが紡ぎ出す準体験の世界―文字と言語
マスメディアと言語―ジェンダーの視点から
現代日本語にみるジェンダーの様相
遠くて近きは言語とスポーツ
ことばが紡ぎ出す準体験の世界―文字と言語はかなり面白い内容で、一気に読む。
読んで為になる項目だと感じる。
大当たり!
いっとき大変なブームになっていたジェンダーの観点から見た言語については、世に言うジェンダーを前に出してくるものでは無い。
言語に即した内容で興味が持てた。
ジェンダー問題も言葉を軸に考えると、興味深く、奥深いと感じた。
そして最後の、遠くて近きは言語とスポーツ はつまらなかったので、途中でやめた。
例えば、[レールに乗せられて一流大学に入るエリートたちは、、、(要約)]
[レールに乗せられて一流大学に入るエリートたちは、、、(要約)]を書くのであれば、極論を申すならば、[レールに乗せられてただただこなすスポーツバカ、、、]という言い方も成立するでありうかもしれない。(ただし上に書いたことは、私は微塵にも思ってないことを付け加えておきたい。
『言語的な、余りに言語的な―現代社会とことば』の公園で話した内容を収録した本書の第4話目を読み、反発が生じただけである。
遠くて近きは言語とスポーツで話された(書かれている)内容は余りにも一方できで近視眼的である。
一方を肯定するが為に他方は否定するといった、小学生のいじめのような、多角的に物事をたら得られない内容は、公の場で話すべきでは無いと私は考える。
明治大学人文科学研究所
明大人文科学研究所
風間書房
明治大学人文科学研究所の公開文化講座の講演集。今回のテーマは「言語(ことば)」。
4人の講師陣が、文学と言語、マスメディアと言語、現代日本語にみるジェンダーの様相、言葉とスポーツについて明快に論じる。
2009年〜2010年に9冊読んだことのある明治大学公開文化講座 (風間書房)が気になったので、読んでみる。 私の場合はコロナが怖いので、講座も講演も聴きに行くことのできないこういった今、明治大学公開文化講座はありがたい。 気になる本を再読したり、また新たなものも読む進めようと思う。 このシリーズはありがたい。 明治大学公開文化講座 Ⅲ 『文化・空間』 風間書房 明治大学公開文化講座 『妖怪』 VI 風間書房 明治大学公開文化講座『「生と死」の東西文化論』 風間書房 明治大学公開文化講座 『ことば・まつり』/ とらぬ『ぬき』 鳥羽ば『た』いて 夢を見る 明治大学公開文化講座 『江戸文化の明暗』 風間書房 明治大学公開文化講座 『悪』 発行 明治大学人文科学研究所 明治大学公開文化講座 XV『越境する感性』 風間書房 明治大学公開文化講座 14 『神話と現代』明治大学人文科学研究所 風間書房 明治大学公開文化講座 27 『声なきことば・文字なきことば』 風間書房 2008年 明治大学公開文化講座 XIV『文化における「異」と「同」』 風間書房 明治大学公開文化講座 XⅦ 『歴史の中の民衆文化』 『明治大学公開文化講座 31孤立と社会』櫻井泰 長谷川澄男 河合正弘 上西紀夫 平成24年 風間書房 『言語的な、余りに言語的な―現代社会とことば』3,3★/5 (明治大学公開文化講座) 新書 – 2004年 明治大学人文科学研究所、 明大人文科学研究所 風間書房