ドラマ『闇の伴走者』 4,5★/5 5回 2015年 原作 長崎尚志(リチャード・ウー) 監督 三木孝浩 脚本 佐藤大 阿相クミコ
筋書きの展開も出演者も納得の作品。
あらすじが面白いが、それだけではない。
劇中で、漫画作品創りのウンチクが出てくるが、この場面を見て、得しちゃった感が大きく、ますます楽しさをますドラマであった。
『闇の伴走者』(2015年)は5回ドラマだが、続編5回(2018年)が展開されている。
ここでも、得しちゃった!と思えるドラマ『闇の伴走者』であった。
原作 長崎尚志(リチャード・ウー)
監督 三木孝浩
脚本 佐藤大 阿相クミコ
松下奈緒 古田新太 田中哲司 要潤 藤井美菜 温水洋一 野間口徹 池田鉄洋(池田テツヒロ)前野朋哉 モロ師岡
漫画界の巨匠・阿島文哉(ベンガル)の一周忌に50枚の未発表画稿が発見された。作画は阿島そのものだが、35年前の連続女性失踪事件を彷彿とさせる謎の多い内容だった。阿島夫人(真野響子)は、本当に夫の作品なのか調べるよう、アジマプロの部長(要潤)に指示を出した。調査を依頼された元警察官の水野優希(松下奈緒)は、フリーの漫画編集者・醍醐真司(古田新太)に協力を求め、画稿の背景やシャドーの描き方、癖、ペンや道具の種類などから描かれた年代と作者を炙り出していく。その醍醐の豊富な知識と推理力には、元部下で大手出版社の副編集長(田中哲司)もうなるほどだった。果たして迷宮入り事件の真犯人は阿島なのか!?やがて漫画の中に想像を絶する悲しくも恐ろしい、犯人の手掛かりが潜んでいることに気付いてしまうのだった!