ドラマ『荒地の恋 』4,5★/5(全5話)2016年 原作:ねじめ正一 監督:渡邊孝好 豊川悦司 鈴木京香 田口トモロヲ 富田靖子 川島海荷 村川絵梨 松重豊
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夜中を挟んだので二日にまたがったが、昼に見始めたならば一気見したであろうと思う。
役者は好きな方々が多く、堪能。
特に、田口トモロヲと富田靖子の演じ方が心に残る。
また中心の様で終始一貫して影武者の様に演技をこなされていた松重豊に、拍手を送りたい。
豊川悦司の淡々とした、半ば文語体のセリフや書物のと見上げが心地が良い。
大正から昭和初期にかけての古き良き時代の日本の小説を読み込んでいる錯覚にとらわれ、視聴中ずっと満足の行く時間を過ごす事ができた。
このドラマは日本の美しい文体や言葉が綴られている。
私はこのドラマは好きだと感じた。
以下はデーターベースより
戦争の爪痕が色濃く残る1947年、詩誌「荒地」創刊のために北沢太郎(豊川悦司)、三田村貴一(松重豊)、有川信夫(田口トモロヲ)ら戦後日本の現代詩運動の中心となる詩人たちが集まった。それから28年後の1975年、53歳の北沢は新聞社の校閲部に勤務しながらもほそぼそと詩作を続けている。妻の治子(富田靖子)、娘の優有子(川島海荷)、息子の尚に囲まれた彼は、平凡な幸せを慈しむ毎日。
原作
ねじめ正一
監督:渡邊孝好
脚本:黒沢久子、渡邊孝好
音楽:大島ミチル
チーフプロデューサー:青木泰憲
プロデューサー:植田春菜、清水啓太郎、森重晃
制作協力:ステューディオスリー
出演者 豊川悦司 鈴木京香 田口トモロヲ 富田靖子 川島海荷 村川絵梨 松重豊