『困った悩みが消える感情整理法』 3,3★/5 水島広子著 さくら舎
ここのところ凝っていた水島広子著の『困った悩みが消える感情整理法』を読了。
水島広子氏の本は前回にも書いたが、これで10冊以上は読んだことになる。
割合読み、内容的にかぶる部分も多いので、この辺りで水島広子氏の書物は一旦ストップしたい。
水島広子さんの本は精神科医色が強いものが、かなり面白い。
精神科医的立場の色合いが浅いものは道徳的内容となることが多い。
ただし、知性的で性格的にも多角的立場から広く穏やかに眺め記す事のできる水島広子氏は尊敬に値する。
これまで女性で憧れた先生は、伊波律子さんと、中野美代子さん。
いずれも中国関係の研究者。
今回精神科医の水島広子さんを加え、三人の女性に憧れを感じた。
だが、水島広子さんの場合は10冊余の本しか読んでおらず、これを憧れと言って良いものかどうかは疑問である。
水島広子さんの本はこれまでに読んだ事のアル内容が大半あったが、精神科医の立場で書かれた知らない事柄が多く盛り込まれていた。
特に4★以上の高評価をつけた本については、私的には素晴らしい本だと感じた。
次回から少し生活を戻し、古典を楽しむ時間を設けたいと感じる。
ご来場、誠にありがとうございます。
感謝申し上げます。
水島広子著
さくら舎
2018年
170ページ
1400円+税
以下はデーターベースより
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「どうしていいかわからない」ときに読む本!
精神科医で「対人関係療法」の第一人者が、誰もが日常生活のさまざまな場面で直面する、よくある悩みに応えます。まわりとうまくいかないとき、プレッシャーに襲われたとき、自信をなくしたとき、大事なものを失ったとき、やる気が出ないとき……などなど、該当ページを開いてください。問題をどう受け止め、どう対処したらいいかが簡潔に書かれています。誰かに相談したいとき、心をサポートしてくれる一冊です。著
内容説明
イライラが収まらないときは/言いたいことが言えないときは/自信をなくしたときは/嫉妬心が芽生えて苦しいときは/大切な人を失ったときは/ネガティブ思考に陥ってしまうときは…「どうしていいかわからない」とき読んでみる本。
目次1 不安感が消えない―ときの気持ちの整理法
2 プレッシャーを感じる―ときの気持ちの整理法
3 イライラが止まらない―ときの気持ちの整理法
4 不快指数が上昇した―ときの気持ちの整理法
5 気弱になった―ときの気持ちの整理法
6 無力感が生まれた―ときの気持ちの整理法
7 心の傷が痛い―ときの気持ちの整理法
8 うつっぽい―ときの気持ちの整理法
水島広子[ミズシマヒロコ]
精神科医。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)。アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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