法隆寺にて
『怒こらないこと』役立つ初期仏教法話 1:読了 2:1/3まで 2,1★/5 アルボムッレ スマナサーラ著
『怒こらないこと』役立つ初期仏教法話 1を読了。
為になる部分も多かったが、一個人の押し付けめいた部分も見て取れた。
【怒る人間の全ての人が頭が悪い(要約)】と書かれていた。
しかし、この世の中、あまりにも理不尽でことが回っていることが多いのではないであろうか。
皆が右に習えで自分の感情を持たず講義せず、皆に流される世の中ってどうなのか?
現に一例を出すと日本でもかって障害者に対する衛生保護法のような法律がまかり通っていた。この問題はごく最近、裁判の勝訴の様子がニュースで流されていた。
みなさんの割合に知る方が多いところでは、ハンセン氏病患者の隔離及び衛生保護法もこれに似ている。
内容こそ違えども、ドラマの『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』のように基本的人権を無視し、国の利害により、強制的に法律が作り上げられていた。
それでも著者は、【怒るな、笑っていろ、怒る人間は知能が低い(要約)】と言えるのであろうか。
私には理解しがたい。
しかし良いことも書かれていた。
基本的には、笑って著者が言うように早くいえば長いものに巻かれて無難に生きるのが賢明だとは感じる。
それだけで良いのかと言う疑問も生じなくはないが、ストレッチをしながら、『怒こらないこと』役立つ初期仏教法話 1 を読み切り、 『怒こらないこと』役立つ初期仏教法話 2 を自転車を漕ぎながら1/3まで読んだ。
読んだ割には、心に残る箇所が1箇所もなかった。
心に残ったのは上にも書いた【怒る人間は全てがバカである(要約)】と言うことだけ。
この【怒る人間は全てがバカである(要約)】と言う内容は人地歩きし、出る釘は打たれる的な発想になり、勝手の五人組の大規模な縛りの発想を善良な市民に植え付け、いじめや村は知的感覚を植え付ける。
全ての場合において著者のように【怒る人間はバカだ(要約)】といった場合、怖い世の中を推奨しているともいえるのだ。
怖い、実に怖い方向性を導いているほんと言える。
ストレッチを行いながらいい加減に読んでいますので、読み間違いがあればお許しください。
今回も読んだと言う簡単な記録だけで失礼致します。
アルボムッレ スマナサーラ著
サンガ新書
株式会社 サンガ
2006年
700円+税
以下はデーターベーより
内容説明気持ちをはっきり伝えるには、怒ることも当たり前という昨今。しかしながら、怒ってよい理由などない。怒りは理不尽だ。怒る人は弱者だ。怒らない人にこそ智慧がある。怒らない人は幸せを得る。人類史上もっとも賢明な人、ブッダは、怒りを全面否定します。最初期の仏教であるテーラワーダ仏教の長老が、その真意を平明に解き明かします。怒りで困ったり悩んだりしない、幸福に生きるためのヒント。
目次第1章 「怒り」とは何?(「怒り」について誰も知らない;人間は「怒り」と「愛情」で生きている ほか)
第2章 怒りが幸福を壊す(拒絶のエネルギーが強烈になると…;怒りが私たちの命を脅かす ほか)
第3章 怒らない人(いちばん強烈な罰、それは無視;お釈迦さまを困らせた運転手 ほか)
第4章 怒りの治め方(自分の心にある「怒り」に気づくこと;怒ったら「自分は負け犬」と言い聞かせる ほか)
スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ] [Sumanasara,Alubomulle]
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとったのち、1980年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程で道元の思想を研究。現在、宗教法人日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事し、ブッダの根本の教えを説きつづけている。朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務めるほか、NHKテレビ「こころの時代」などにも出演。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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