青蓮院
『災害と生きる日本人』 中西 進 (著), 磯田 道史 (著) 潮新書 2019年 中西 進氏及び磯田 道史氏の対談形式ということで、楽しみにして 『災害と生きる日本人』を読んでみた。 中西 進氏及び磯田 道史氏が広範囲に及び対話されているのだが、残念なのは、災害についてまとを絞りきれてないこと。 確かに災害に関係なくとも、ザクッとした(^^)お話は、興味深いとは感じた。 しかし、タイトルから考えて少し釈然としない部分を感じた。 おそらく、中西 進先生、磯田 道史先生両氏の個別講演会や講義を聞くにあたっては、内容深く、まとを絞った興味深い内容を話されることだと思う、、、、、? 昔、奈良の万葉博物館で中西 進先生がお話しされていたらしいと、各種先輩方に聞いたことがある。 私は万葉集の講座を聴講にいったときにはすでに中西 先生は講義の座から退かれていらっしゃった。 大変残念なことをしたと悔やんでいる。 奈良に住んでずいぶん経つが、京都と同じく奈良にいても古文を肌で感じる機会が多い。 本題に戻そう。『災害と生きる日本人』自体は面白く感じた、、、、、かも。 中西 進先生、磯田 道史先生両氏ともにテレビでお顔を拝見したことがある。 本の表には両氏の満面の笑みの顔写真が載せられ、アイドル本さながらであるといえば怒られるだろうか。 ご容赦願いたい。加えて本自体の評価もご容赦願いたい。 (潮新書) 2019年 262ページ 815円+税 以下はデーターベースより 各メディアで引っ張りだこの磯田道史氏と、万葉集研究の大家にして文化勲章受章の中西進氏。
地震、噴火、津波、人災、その極みである戦争。過去の歴史を振り返りながら、万葉集に遺されたメッセージから、先人たちの知恵から、現代日本人とその目指す場所を縦横無尽に語りつくす!