ドバイ空港にて
『究極の歩き方』アシックス スポーツ工学研究所 4,3★/5 講談社現代新書 2019年
歩き方やジョギングに関する本は多いが、『究極の歩き方』アシックス スポーツ工学研究所は少し違った観点から丁寧に描かれていた。
流石のアシックスだけあって、足や靴の関する研究は半端なく感心した。
多くのフットネス関係の本は、筋トレや体を動かすのは週二回に抑えて筋肉や体を休めて筋肉を育てるといった内容が多い。
しかし本書は体を維持するためにどうあるべきかが具体的に描かれており、一番欲しい上本が研究を元に記されていた。
アシックスが示す歩き(早足)は以下が理想であるという。
7km/1h
4日/1w
45分/1日
なかなか手厳しい数字でアシックスの示す目標には程遠いが、個人のレベルに合わせて行うと良いと書かれていたのが救いである。
健康維持のためには大股早足で週4回結構長めに速歩を行うと、●たきりになりにくいと書かれていた。
この本も、スポーツジムでストレッチとウォーキングを楽しみながら読んだ一冊だが、非常に満足のいく本であった。
今回も読んだという簡単な記録だけで失礼致します。
『究極の歩き方』アシックス スポーツ工学研究所
講談社現代新書
2019年
224ページ
900円+税
日本人の足を知り尽くしたアシックスの研究部門が、ウォーキングシューズ作りを通して研究分析した日本人のための「究極の歩行術」を初公開。日本人の足は50歳を境に激変します。50歳からの歩き方次第で、100歳まで元気に歩けるかどうかが決まるのです。理想の歩行姿勢とは? 若く見える歩き方は何を意識すればよいのか? 足の衰えを防ぐ靴選びとは? アシックスが長年培ってきた足と歩き方に関するデータを駆使して、より長く元気に歩くための秘訣を解説します。