ドラマ『遺産争族』 3,7★/5 9回 2015年 脚本 井上由美子 演出 松田秀知 常廣丈太 向井理 榮倉奈々 板谷由夏 鈴木浩介 岸本加世子余貴美子 岸部一徳 伊東四朗 他
ドラマ『遺産争族』を見た。
7回目までは、割合に店舗が早く興味深かったが、8回目と9回目で、間延びした。
おそらく、ある程度好評だったため回予定の脚本が、9回に伸ばされ、特に回目がモタモタとしたのではないかと勝手な解釈をしているが、本当のところは知らない。
最終章で古い感の中の鍵を見せ、ナレーションで次に続くニュアンスの言葉をにおわせた。
おそらく好評ならば、第二弾が作成されたのではないかと思われるが、おそらく(?)このドラマの続きは創られていない。
ドラマの創作も難しい世界だなと感じた。
ドラマ『遺産争族』の脚本は井上由美子氏なので第二弾を創られても面白かったのではないかと思われる。残念である。
ドラマ『遺産争族』は全体的に、面白おかしく演じられている役者が多い。
ただ、声高で近々と演じている女優がいたのが目に余った。
逆に、鈴木浩介のように知性的な顔を野ブタの良いに作り作り阿呆に仕立て、それを作り阿呆してたのだと言い切ったあの使い分けは、片岡仁左衛門の『菅丞相』を思い浮かべた。
また、鈴木浩介の淡々としたコメディは、見事であると感じた。
岸部一徳、伊東四朗も、またしかり。
岸部一徳のみかんを購入し、メロンを見つめる。
ここで、大きく笑いを取るが、その後、病室に入ると、メロンの箱くらいの入ったような紙袋を渡す。
岸部一徳はさりげなく、
「みかんです、、、」
と語った。視聴者は完全に肩透かしを食わされたのである。
『ドクターX』を思い浮かべ、爆笑した。
また余貴美子の表現も面白かった。
あの美人でしっかりした顔があそこまでするのかと感心したと同時に、女優だなと感じた。
そして主役の向井理、この方の封じ込めた笑いは怖い。
なかなかいい笑いをするなと、このドラマでも感じた。
今回も記録だけで失礼致します。
2015年
脚本 井上由美子
演出 松田秀知 常廣丈太
出演者 向井理 榮倉奈々 板谷由夏 鈴木浩介 岸本加世子 室井滋 余貴美子 岸部一徳 伊東四朗 ナレーター 高畑淳子
『遺産争族』(いさんそうぞく)は、2015年10月22日から同年12月17日まで毎週木曜日21:00 - 21:54に、テレビ朝日系の「木曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。向井理はテレビ朝日の連続ドラマは初主演となり、脚本は井上由美子が手掛けた。