ドラマ『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』 4,0★/5 全9話 2014年 監督 橋本一 小栗旬 青木崇高 波瑠 古田新太 遠藤憲一 ほか
随分昔に少しだけ見たことのある小栗旬 主演のドラマ『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』を見た。
小栗が主演なので、毎回興味深く見た。
クドカンの時ばかりはいつもの『BORDER』とは打って変わってコメディ色が強く、お気の毒な話なのに笑いに笑い、爆笑の連続。
また8回目の犯人の刑事と小栗とのやり取りは初めの2/3程度のやり取りが『勧進帳』の冨樫と弁慶の問答の様な声色と魔の取り方で、興味深く見ていた。
の刑事と小栗とのやり取りはおそらく2分足らずだと思うので、2/3ということは1分余りの時間が押し問答の様な形を取られたことになる。
このドラマでも、上級国民は罰せられることはなかった。
釈然としないが忠実なドラマ作りであるのだと感心した。
大森南朋の最終章の言葉
「こちらの世界へ、ようこそ(要約)」
は印象深く、重く受け止めた。
多くの出演者が実力者であり私の好きな役者であったので、終始一貫して安定したドラマが展開されたと感じる。
今回も見たという簡単な記録のみにて失礼致します。
“あなたを殺したのは誰ですか?”
死者と対話する能力を身につけた主人公の刑事が様々な「BORDER(境界)」で命と向き合う異色の刑事ドラマ。
生死の境をさまよったことをきっかけに、「死者と対話することができる」という特殊能力が発現した主人公の刑事・石川安吾(小栗旬)が、無念の死を遂げた人々の声に耳を傾け、生と死、正義と法、情と非情の「BORDER(境界線)」で揺れ動きながら事件に立ち向かっていく姿を、スリリングに描き出していく。
主人公=石川安吾を演じるのは、確固たる演技力で幅広い役どころを演じてきた実力派・小栗旬。
「石川というキャラクターは、小栗旬を念頭に創造したものである」という金城氏が生み出したという主人公を、小栗がどんなキャラクターに昇華させ、新たな刑事像を紡ぎ出していくのか・・・宮藤官九郎、大森南朋など各話登場するゲストにも注目!
原案・脚本 金城一紀
監督 橋本 一
出演 小栗 旬 青木崇高 波瑠 古田新太 遠藤憲一 ほか
2014年
全9話