『インセプション 〜INCEPTION』
8★/10
■監督
クリストファー・ノーラン
■製作
エマ・トーマス
クリストファー・ノーラン
■製作総指揮
クリス・ブリガム
トーマス・タル
■脚本
クリストファー・ノーラン
■撮影
ウォーリー・フィスター
■プロダクションデザイン
ガイ・ヘンドリックス・ディアス
■衣装デザイン
ジェフリー・カーランド
■編集
リー・スミス
■音楽
ハンス・ジマー
■出演
コブ
レオナルド・ディカプリオ(浪川大輔)
サイトー
渡辺謙(渡辺謙)
アーサー
ジョセフ・ゴードン=レヴィット(松田洋治)
モル
マリオン・コティヤール(冬馬由美)
アリアドネ
エレン・ペイジ(白石涼子)
イームス
トム・ハーディ(平田広明)
ユスフ
ディリープ・ラオ(江川央生)
ロバート・フィッシャー
キリアン・マーフィ(小山力也)
ブラウニング
トム・ベレンジャー(谷口節)
マイルズ
マイケル・ケイン(糸博)
モーリス・フィッシャー
ピート・ポスルスウェイト(納谷悟朗)
ナッシュ
ルーカス・ハース(勝杏里)
ターゲットとともに眠りに落ち、ターゲットの潜在意識に入り込むことで貴重な「アイデア」などを盗み出す産業スパイとして暗躍するコブ(レオナルド・ディカプリオ)。仲間のアーサー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)とともに、巨大企業の総帥サイトー(渡辺謙)にその重要性を説明。重要な「アイデア」を盗み出されないためにも、自分に心を開いてほしいと説得する。が、サイトーはコブの話が信じられない。考えさせてくれ、と席を外すサイトーだったが、実はコブらの目的はサイトーが持つ貴重な情報を盗み出すことにあった。そう、その夢の世界で…。
しかし、突如現れたコブの妻モル(マリオン・コティヤール)によって作戦は失敗。目覚めたコブらはサイトーにすべてを見抜かれ、さらにもう一つの夢からも覚醒。クライアントから命を狙われることになり、コブとアーサーは逃亡を企てる。
しかし、そんな2人の前に立ちはだかったのが、サイトーだった。彼はコブに「アイデア」などを盗み出すのではなく、逆にターゲットの潜在意識にある意識を「植え付ける」=インセプションをしてほしいと依頼する。仮に失敗すれば、二度と他人の潜在意識から戻ることができない最高難度の仕事…。コブらはあっさりと断り、逃亡を開始しようとするのだが、サイトーはそんなコブにある交換条件を突きつける。
実はコブはあることから殺人事件の犯人に仕立て上げられ、かわいい2人の子供たちのもとへ帰ることが出来ず日々苦悩していた。そんなコブの容疑を晴らし、子供たちと再会させてやる、というサイトーの言葉にコブの心は激しく揺れる。
このチャンスを逃せば、自分は一生子供たちと会えないかもしれない。
危険なミッションと理解しつつ、アーサーとともにスペシャリストを集め、「インセプション」に挑むコブ。しかし、そこには予想だにしない困難が待ち受けていた…。
『インセプション 〜INCEPTION』を見たよ。
結構面白かった。
途中ダリやエッシャーを思い浮かべる場面があると思っていた矢先、本当に例の階段が出てきたから少し説明的かなって感じはしたよ。
ここでは明かさないけれど、ラストは洒落ているよ。
アッバス・キアロスタミ監督のイラン映画『友だちのうちはどこ』と同じような後味の良さを味わったよ。
こういう終わり方,好きだな。