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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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映画『罪の声』2020  途中3/4まで3,9★/5 起承転結の結2,9★/5 役者4,8★/5   役者たちが皆、良かった!

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あれは鳥か?と、乱鳥が聞く。

いや、流木二つと、誰そ言う。

        大和川にて

 

 

 

 映画『罪の声』途中3/4まで3,9★/5 起承転結の結2,9★/5 役者4,8★/5

 

 映画『罪の声』をみた。

 HGと云う役者(?)以外はが素晴らしく適役だと感じた。

 微に渡り細に渡り好きな役者のそうパレードで、皆が良い味を醸し出していた。

 中でも、あの役(ここでは控えたい)梶芽衣子は適役中の適役であった。

 

 この映画は小栗旬主演ということもあり、劇場で見たかったが、コロナ事情で諦めていたものだ。

 こんなに早くTVで見ることができるなんて、良い世の中だ。

 

 キツネ男の写真は私の記録にも残っている。

 私は京都市内だったので、東京ほどではないが、学生運動の様子を子供ながらに静観していた。

 子供ながらにテレビニュースを通して見た暴力的なシーンは、強烈であった。

 

 兄は10程年上なのだが、そういった活動には加わらず、自分の好きな趣味に没頭していた。

 その頃、確かビートルズが流行っていて、兄は一人に似ており、

「リンゴ、リンゴ」

と呼ばれ、絶えずプレゼントやバラの花束をもらってきていた。

 

 一方、京都ということもあってか、私より年上の人たちは、学生運動に参加していたことを自慢していた。

「利口な人間は、〇〇党を支持するでしょう。」

という連中も多かった。

 学生運動に一二度足を踏み入れただけの連中が、利口ぶって自慢をしていた。

 そんな連中のほとんどが物に執着し、自己満足を満たし、資本主義真っ只中を満喫している。

 当時の彼らは志は高かったが、どうにも矛盾した話である。

 彼ら(といっても、私より随分年上)は高度成長期に裕福な生活を与えられ、自然に解散消滅したとも言われている。

 

 私は子供であったので歳も合わないが、団体活動は嫌いだし、やりたければ一人でやる派、政治活動や宗教活動はとことん納得しないと参加できない派なので、未だに支持する政党も宗教も持ち合わせていない。

 私は子供の頃から本を読み漁ったり、好きな趣味で時間を過ごしていた。

 友人と遊ぶのも好きだが、一人で過ごす時間は一層好きであった。

 高校、大学生にもなれば、寺の縁側で文庫本を一冊読んでは帰るといった生活を送って、自分の時間を有効活用していた。

 なので、高校生になって、中学時代の友人たちが

「学生部に、入ろう!」

と半強制的に迫ってきたが、丁重にお断りをした。

 ま、学生部と、学生運動は、異なるが、、、(笑)

 学生部は、子供達に人形劇をしたりといった、いわば今でいうボランティア活動である。

 子供に対する本読みは好きなのでやってあげたいのは山々だが、やるなら自分一人で開催したい。

 

 上にも書いたが、京都は当時○○党色の強い街であった。

 だが、父も母も兄も私も、宗教や支持する政党はあえて作らなかった。

 

 京都ということもあって、私は高校の頃から南座で歌舞伎を楽しみ(?苦しみ? 当時の私には歌舞伎は難しかった)、寺やジャズ喫茶やクラッシック喫茶で文庫本を読み、趣味三昧の生活を送っていた。

 また、西部大津(デパート)は京都から訪れやすく、安部公房スタジオ(3回)や『辻まこと展』を見ることができた。

 

  辻まこととは、周知の通り、

    辻潤と、(大杉栄とともに殺害された)伊藤野枝の子供

 

 当時の西武デパートは社会派の作品も多く手がけて開催されていた。

 そういったものになると、学生運動に参加していた年上の方たちは、見に行くといった行動を起こさない。

 私は学生運動をしていた方たちに、その時代も知らない世代の私たちを小馬鹿にして嘲笑う人間が多いことに閉口していたが、あくまでも団体行動で青春を吐き出しておられたのであり、一人行動ができない彼らを見て、彼らの方こそかわいそうだなと感じていた。

 もっとも、私は彼らの考えや思想は全く知らないことも付け加えておく。

 

 話を 映画『罪の声』に戻そう。

 上のように書くほどに学生運動に縁のない私であったし、映画の最後の詰めも私の思うと相違は薄かった。

 ただ、この時期のこの時点において、この映画の最後の締めは、私には態とらしく、説教臭く感じた。

 

   「正義だったのだ。(要約)」

   「日本を変えようとしていたのだ。(要約)」

    、、、、、、に対して、

   「あなたたちのやってきたことは、子供達を来島エラだけです。(要約)」

 

 なんだか最後の一言で、私の考えもほぼ一致ではあるが、ダメをしをされ、説教をされれいるように感じた。

 この映画も、ドラマ『引きこもり先生』の最後のように日本政府が創らせた作品ではないかとうがった見方さえ芽生えてきた。

 

 オリンピック関係者のコロナ妖精数が増え、医療従事者が取られている。

 デルタ株によるコロナ感染者数拡大。

 中等症I、II の自宅療養といった事実上の医療崩壊

などがある中、一部との路上飲み屋海岸での酒類禁止に一体何の効果があると言うのだろう。

 見せしめのため、一部のせいにして一部だけを禁止。

「あなたたちが自粛をしなかったから、患者数が増えたのであって、中等症I、II の自宅療養はあなたたち国民が招いた結果だ。嫌だったら自粛しなさい。」と言わんばかりの、国民への高圧。

 一部との路上飲み屋海岸での酒類禁止に一体何の効果があると言うのだろう。は、大きな団体に発展しないために抑制しているのであろうか?

 

 などと、どなたかが申されていました、、、、か?

 こんなことを書いていると、マスク様が、

「非国民」

だの申されそうですが、私は伝統工芸や民俗学を愛する日本好きでございますことをご理解ください!!!!

 

 今回も見たと言う簡単な記録のみにて失礼申し上げます。 

 

 

 

2016年度週刊文春ミステリーベスト10第1位に選ばれた塩田武士の小説を映画化。

監督 土井裕泰 脚本 野木亜紀子 撮影 山本英夫 音楽 佐藤直紀

 

役名 役者名 阿久津英士 小栗旬 曽根俊也 星野源 水島洋介 松重豊 鳥居雅夫 古舘寛治 曽根亜美 市川実日子 河村和信 火野正平 曽根達雄 宇崎竜童 曽根真由美 梶芽衣子 生島聡一郎 宇野祥平  

 

 

  制作年/2020 制作国/日本 内容時間/142分

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