『小腸を強くすれば、病気にならない。今、日本人に忍び寄る「SIBO」(小腸内細菌増殖症)から身を守れ!』江田証 2018
4,0★/5
良かれと思いやっていたことが、実は小腸にとっては酷なことだったとは。
健康を考えつ方にとって参考になる一冊。
今回も読んだという簡単な記録だけで失礼いたします。
本書説明
数万件もの内視鏡検査で日本人の腸を見続けてきた現役医師による「日本初の小腸本」が登場! お腹の不調で悩んでいるのなら、 「小腸の健康」に気を配ってみませんか?
「腸内フローラ健康法」に盲目的に従っていては、 おなかの不調はずっと治りません。
過敏性腸症候群の85%は「SIBO」(シーボ:小腸内細菌増殖症)だった! お腹の不調に悩む、すべての人に! 現代日本の「国民病」と言ってもいい「お腹の不調」。
一説によると日本人の14%、1700万人以上が 何らかのお腹の悩みを抱えると言われています。
そんな中で一時期、注目を集めたのが「腸内細菌健康法」です。
でも今、「腸内環境を意識して毎日ヨーグルトや納豆などの発酵食品を食べたり、 過敏性腸症候群の治療をしているのに 一向にお腹の調子が良くならない」と言う人が増えています。
そんな悩めるか弱きお腹を持った人たちを救う新しい概念が、 本書が日本で初めて解説する「SIBO」(小腸内細菌増殖症)です。
これまで「お腹が弱い」、つまり「過敏性腸症候群」と 診断されていた人の85%がSIBOの症状にあるとも指摘され、 いま腸の医学でもっとも注目されているトピックの1つです。
●こんな方におすすめです ・お腹の調子がなんとなく良くない ・下痢しやすい ・お腹にガスが貯まりやすい ・げっぷが多い ・「ぽっこりお腹」が気になる ・太りやすい、脂肪肝と言われている、睡眠が良くない、気分が落ち込む、肌荒れがひどい、胸焼けがよくならない ・腸内環境健康法を意識して発酵食品や納豆、ヨーグルトを食べているのに、いっこうにお腹が良くならない ・お医者さんにかかって「過敏性腸症候群」と言われたものの、改善がみられない ・お腹にカビがいると言われている ・腸漏れ症候群(リーキーガット症候群)と言われている 近年の研究で、小腸の不調が、「狭心症」や「心筋梗塞」のリスクを高め、 かつ、「糖尿病」や「慢性腎臓病」「膵臓の病気」「自己免疫の病気」 「にきびなどの皮膚病」など、全身の病気に影響することもわかってきました。 このほかにも、肥満やうつ、疲労感、肌荒れ・肌の劣化、小腸がん、 リーキーガット症候群、パーキンソン病などとの関連性も指摘されています。 本書には、小腸を強くして健康になるためのヒントが満載です。 この本を読めば、最新の医学知識が自然と身に付き、 読み終わる頃には、自分の腸にも自信を持てるようになります。