Quantcast
Channel: 乱鳥の書きなぐり
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5148

『ギリシア・ローマ神話』1 講談社学術文庫  (『ギリシア・ローマ神話』、佐々木 理(ささき ただし))

$
0
0

 

  『ギリシア・ローマ神話』1 講談社学術文庫  (『ギリシア・ローマ神話』、佐々木 理(ささき ただし))

 

 

『ギリシア・ローマ神話』講談社学術文庫を半ばまで読む。

 佐々木 理著の『ギリシア・ローマ神話』は高津春繁著『ギリシア神話』のように、『ギリシア神話』の概ね内容をたら得ながら、神話を交えて説明というものではなく、神話そのものである。

 『ギリシア神話』52  『ギリシア神話』(高津春繁著 岩波新書)読了

 よって、読みやすさは、断然佐々木 理著の『ギリシア・ローマ神話』の方であるが、神話そのものの全体像を把握する上では、高津春繁著『ギリシア神話』

 用途が違うが、両方ともに良い本である。

 

 上に書いたような本の種類の違いがあるので、高津春繁著『ギリシア神話』に出て来た神話が、佐々木 理著『ギリシア・ローマ神話』にも載っていることがある。

『ギリシア・ローマ神話』と『ギリシア神話』では、少しずつニュアンスが違うことがある。

『ギリシア・ローマ神話』の方は、複数のパターンが記されており、民話や神話の好きな人には、興味深い書物だ。

 

『ギリシア・ローマ神話』には『ギリシア神話』には取り上げられてない話もある。

 また、逆もあるのかもしれない。

 

 ここでは、前回の用に大量の記録は取り上げず、心に残った話や『ギリシア神話』にはなかった話を記録していきたい。

 また前回とは異なり、【ローマ神話】も取り上げられているので、楽しみである。

 

 初めの方はもう随分前に読んだので、要約のみで書いていこうと思う。

 

     続く

 

 

 

 

 

 

講談社学術文庫 ギリシア・ローマ神話

 内容説明   (講談社 説明)

 詩人ホメーロスとヘシオドスらによって洗練され、集大成されたギリシア・ローマ神話。

 本書は、その神話の中から「燕と鶯」「森の女王」「種蒔きの祭」など十三編を選んで、それぞれの神話の発生を探り、神話がどんな世界を構成しているかを追究する。

 神話は、古代人の生活習慣や祭儀などを暗示し、反映している。

 古代ヨーロッパ人が捉えた自然や世界や人間の営みを、詩情豊かに謳いあげた必読の名編。

 

内容説明   (講談社 引用)

燕と鶯
葦のささやき
菜園の春
曼陀羅華と蓬
花三種
けだものに殺される神
花男
曙の愛
黄金の雨
顔の怪
森の女王
種蒔きの祭り
猪狩り

 

佐々木 理   (ウィキペディア)

 佐々木 理(ささき ただし、1900年1月1日 - 1991年8月30日)は、日本の西洋古典学者。

 

 長野県生まれ。

 1924年東京帝国大学文学部英文科卒。

 宮城県女子専門学校教授、第二高等学校教授、1950年、名古屋大学文学部教授となり、1964年定年退官。その後、名古屋大学名誉教授、帝塚山大学教授を務め、1968年椙山短期大学教授となる。

 91歳没。

 

『物語溯源』伊藤書店 1943

『神話学名著選集 20 物語溯源』ゆまに書房 2005(復刻)

『ギリシャ神話と古典文学』伊藤書店 1944 『

神話学名著選集 21 ギリシャ神話と古典文学』ゆまに書房 2005(復刻)

『神話』白揚社(現代生活群書) 1944

『神話』中央公論社 1948

『神話学名著選集 11 神話』ゆまに書房 2003(白揚社版の復刻)

『ギリシャ・ローマ神話』筑摩書房(グリーンベルト新書)1964

『ギリシア・ローマ神話』講談社学術文庫 1992(改訂版)

『新桃旧符』私家版・非売品 1976

『神話学名著選集 25 新桃旧符』ゆまに書房 2005(復刻)

 

 

『ギリシア・ローマ神話』1 講談社学術文庫  (『ギリシア・ローマ神話』、佐々木 理(ささき ただし))

 

 

 

『ギリシア神話』52  『ギリシア神話』(高津春繁著 岩波新書)読了


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5148

Trending Articles