『坐敷藝忠臣蔵』 8(序切 とんび役のものはほ(師直)がからす役のもゝの井(桃井若狭之助安近)に向かって小馬鹿にしたことばかりを並べ立てる)山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画
とんび役のものはほ(師直)がからす役のもゝの井(桃井若狭之助安近)に向かって、小馬鹿にしたことばかりを並べ立てる。
これは、『仮名手本忠臣蔵』のパロディでもあり、座敷芸の忠臣蔵。
山東京傳自身がお上につかまらぬよう、あるいは罰せられることの内容に、異形の形をとっている。
こういった異形の形をとった読み物や浮世絵は数多く見られる。
序切
ここで、大序が終わります、、、くらいの意味なのかしらん?
序切に対して、大序とは (日本大百科辞典)
大序とは、浄瑠璃(じょうるり)用語。
時代物の浄瑠璃(原則として五段組織)の第一段のうち、最初の部分をいう。
本来「大序」は祝言の意義を担うものとして重んじられ、一座の最高位の太夫(たゆう)が語ることになっていた。
時代が下ると宗教的意義が忘れられて軽視されるようになり、修業中の若い太夫が稽古(けいこ)のために交代で御簾内(みすうち)で語るようになる。『仮名手本忠臣蔵』の大序はとくに有名で、丸本(まるほん)物としてはこれだけが荘重な儀式的性格を長く伝承してきたため、今日、歌舞伎で「大序」といえば、『忠臣蔵』のそれをさすことばになっている。 [服部幸雄]
『坐敷藝忠臣蔵』
山東京傳 戯作
歌川豊国 戯画
山東京傳 1761-1816
歌川豊国 1769-1825
小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810]
19cm
和装
印記:只誠蔵,斎藤文庫,洒竹文庫
関根只誠,斎藤雀志,大野洒竹旧蔵
早稲田大学図書館 (Waseda University Library)
『坐敷藝忠臣蔵』ヘ13 02377
『坐敷藝忠臣蔵』 1 山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館 『坐敷藝忠臣蔵』 2 『坐敷藝忠臣蔵』と『仮名手本胸之鏡』は同じか否か。それともよく似ていると言うだけか。部分的に一緒ではあるが、違う本なのだろう。 『坐敷藝忠臣蔵』 3 表紙 山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館 『坐敷藝忠臣蔵』 4 裏表紙 及び 「坐敷藝忠臣蔵序」1、2、3 山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館 (2枚) 『坐敷藝忠臣蔵』 5 出演者全員顔見世的一枚(一部、日本語漢文で記されている)山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館 『坐敷藝忠臣蔵』 6 大序(各出演者の簡単な芸などの説明)山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館 『坐敷藝忠臣蔵』 7(大序 かほよの兜「蘭奢待の香るこの兜こそ義貞着用のものに間違いない」)山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館 『坐敷藝忠臣蔵』8(序切 とんび役のものはほ(師直)がからす役のもゝの井(桃井若狭之助安近)に向かい小馬鹿にした事ばかりを並べ立てる)山東京傳 戯作 歌川豊国 戯画
『仮名手本胸之鏡』山東京伝 作 歌川豊国 画 早稲田大学デジタル図書
通油町(江戸) [蔦屋重三郎] 寛政11 [1799] 黄表紙
仮名手本胸之鏡 上 1 表紙 仮名手本胸之鏡 通油町 蔦十版 巳未春 仮名手本胸之鏡 上 2 一丁表 仮名手本胸之鏡 上 3 一丁裏 二丁表 仮名手本胸之鏡 上 4 二丁裏 三丁表 仮名手本胸之鏡 上 5 三丁裏 四丁表 仮名手本胸之鏡 上 6 四丁裏 五丁表 仮名手本胸之鏡 上 読了^^v 7 五丁裏 仮名手本胸之鏡 中 7 一丁表 仮名手本胸之鏡 中 8 一丁裏 二丁表 仮名手本胸之鏡 中 9 二丁裏 三丁表 仮名手本胸之鏡 中 10 三丁裏 四丁表 仮名手本胸之鏡 中 11 四丁裏 五丁表 仮名手本胸之鏡 中読了^^v 仮名手本胸之鏡五丁裏 12 六丁表 仮名手本胸之鏡 下 13 一丁表 仮名手本胸之鏡 下 14 二丁裏 三丁表 仮名手本胸之鏡 下 15 三丁裏 四丁表 仮名手本胸之鏡 下 16 四丁裏 五丁表 仮名手本胸之鏡(上中下読了^^v) 17 下 五丁裏