日本絵巻大成 50 【五巻 仁寿殿における献詩披講】(仁寿殿 帝の顔だけが、わずかにのぞく。伝供(でんぐ)の女蔵人(にょくろうど)が、料理を運ぶ。)十七紙〜二十紙 中央公論社 小松茂実
『年中行事絵巻』(P.27)のよれば、
前図と同じ構図
仁寿殿の場
帝の顔だけが、わずかにのぞく。
伝供(でんぐ)の女蔵人(にょくろうど)が、料理を運ぶ。
建春門→宣陽門→内室→温明殿(東面)→綾綺殿→
→紫辰殿(北戸)→仁寿殿→恭礼門→陳座(北戸)へと続く。
伝供
〘名〙 (「でんぐ」とも) 仏語。
供物を手から手へ伝えわたし