カーシャーン(イラン)色染め屋(染色屋)さん バザールで
『ソクラテスの弁明 クリトン』29 ソクラテス(不正の裁判によって殺された昔の人に逢えるなら、自分の運命と比較してみることは私にとって、決して少々の愉快ではないだろうと思うからである。)
(『ソクラテスの弁明 クリトン』P.58 抜萃)
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少なくても私は幾度死んでも構わない。もしこれが本当であるならば。
あの世における生活は私にとっては特に驚嘆すべきものであろう。
なぜならそこには、パラメデスやテラモンの子のアイヤスやその他不正の裁判によって殺された昔の人に逢えるのであったら、自分の運命と比較してみることは私にとって、決して少々の愉快ではないだろうと思うからである。
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参考
『ソクラテスの弁明 クリトン』
プラトン 著
久保 勉 翻訳
岩波文庫 青601-1
ウィキペディア