ドラマ『コールドケース2 ~真実の扉~』1〜10話 2018 吉田羊 永山絢斗 滝藤賢一 光石研 三浦友和
ドラマ『コールドケース2 ~真実の扉~』を見る。
前回よりパワーアップを謳い文句に作られた『コールドケース1』の方が面白い。
『コールドケース2』も、筋書きやキャストによっては、ずいぶんと面白い作品もあった。
オープニングとエンディングの映像美に魅せられてい『コールドケース1』に対し『コールドケース2』の映像は、緑の幾何学的爬虫類あるいは鉱石が水の中で壊れ、コールドケースと英語で表されるが、すぐ後に都会の景色が映り、普通の映像である。
ここはやはり前回と同様、モノクロームで、女、人間、生き物の姿を神秘的に描いて欲しかった気がしてならない。
また、エンディング前の、内容に合わせての音楽。『コールドケース2 ~真実の扉~』ではなんだか平たく、物足りなかった。
ただし全体を通してドラマ『コールドケース2 ~真実の扉~』も満足の行くドラマであった。
ドラマ『コールドケース』は全30話(内5話目は、伊藤健○郎の不祥事?のため欠落らしい)。
残り、10話。
近々、楽しもうと思う。
今回も見たという記録のみにて、失礼いたします。
第1話 学生運動
大学の敷地から白骨遺体が出てきた。身元は、1971年の学生と機動隊が衝突した横須賀暴動に加わっていた橋本誠司だと判明。捜査一課の石川百合を橋本の娘が訪ね、父親とおぼしき人物から毎年送金を受けていたと話す。48分
第2話 名前のない殺人者残業中の百合のもとをある男が訪ねてきた。「22年前に高校生を生き埋めにして殺した」と男は告白し、凶器のシャベルを提示。調べた結果、1996年に17歳の佐伯慎一が生き埋めにされ殺されていたことがわかった。47分
第3話 PKO2007年。イラク派遣中の事故で足が不自由となった自衛官の野々宮一希の妻・恵理がビルから転落死した。そして現在、息子の広志が捜査一課を訪れ、遺品の中からフリージャーナリスト・大野司の名刺を発見する。48分
第4話 執行神奈川県警の現職警官が、証拠のもみ消しなどの不祥事が明るみに出たことで自殺。同じ頃、金子に刑務官の寺山から連絡が入り、1997年に幼い兄弟が殺された事件の犯人で死刑囚の荻原の教育担当になったと言う。48分
第5話 指輪捜査一課に銀行強盗の一報が入った。犯行に使われた拳銃の銃弾は、未解決事件となった2004年の四葉銀行での銀行強盗殺人事件で使われたものと線条痕が一致。当時の被害者は銀行員の廣瀬亜紀だった。48分
第6話 バブル
本木が若かった頃に初めて逮捕した暴力団の構成員・金村敦が刑務所から30年ぶりに出所し、本木のもとへ挨拶に訪れる。バブル景気がピークだった1988年、金村は暴力団の抗争で敵の幹部を殺害したのだった。48分
第7話 光と影2008年。役者を志す青年・神林イサムが小劇場演劇の本番当日に刺殺された。当時は通り魔事件と思われたが、凶器が発見されず迷宮入りしていた。そして現在、凶器の包丁が見つかり、複数の指紋が検出された。48分
第8話 17歳の母
ルーズソックスとミニスカートで街を行く女子高生があふれ返っていた1996年。高校生の杉田武史がひき逃げ事故で死亡。恋人の皆本美姫はその日、彼との間にできた赤ん坊を出産し、その場から逃走していた。48分
第9話 シベリアの涙1954年に女性新聞記者・藤沢智世が水死体で発見された。当時はひったくり事件として処理されたが、65年後、彼女が残したとされるメモが発見され、そこにはある人物に対し「やっぱり私は許せない」と記されていた。48分
第10話 真犯人2017年。リストラによる精神的な負担により、父親が一家心中を図った。長女の莉子は奇跡的に助かったが、事件の記憶を全て失っていた。しかしある日、莉子の記憶が蘇り始め、百合と高木は彼女の入院先を訪れる。
吉田羊 永山絢斗 滝藤賢一 光石研 三浦友和 スタッフ 監督 波多野貴文 脚本 吉田康弘 音楽 村松崇継