『東京原発』
監督・脚本：山川元
出演：役所広司 段田安則 平田満 岸部一徳 田山涼成 吉田日出子 綾田俊樹 益岡徹
すべての役者さんたちに拍手
2002年
グランプリ、バサラ・ピクチャーズ、日活、衛星劇場
111分
カラー
「東京に原発を誘致する」突如飛び出した都知事の爆弾発言に都庁はパニック状態。推進派、反対派それぞれもっともらしい意見が入り乱れて会議室は戦場と化し、議論が白熱する中、強引に原発誘致を推し進めようとするカリスマ都知事の真の狙いが明らかになる。一方、大量のプルトニウム燃料を積んだトレーラーが爆弾マニアの若者にジャックされ時限爆弾を仕掛けて都庁に向かっていた・・・。現代日本が抱える様々な問題の数々が、痛烈なブラックユーモアと緊張感で描かれたパニック・サスペンス・エンターテインメント
『東京原発』はことのほか面白く、よく描かれた映画である。
『東京原発』を観賞後、ネット検索すると、第一面に次のようなHP。
「映画「東京原発」にみられる間違い」
「『東京原発』を見よう」
エネルギー問題に発言する会 小笠原英雄さんが記された HP「映画「東京原発」にみられる間違い」はいつ書かれた物なのかが気にかかる。これに現時点で訂正の余地はないのだろうか？
HPと映画のどちらが正確な姿に近いのか、わたくしには細部迄の判断基準をもたない。
2002年に製作されたこの映画。
9年後の2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震が起り…あとは言うまい。
