映画『引っ越し侍』
映画『引っ越し侍』を見る。
解説があったり、古文書や和本貴重資料の数々(復刻)が拝見できたり、資料や先人(記録)を参考に、半丸ごとの引っ越しを試みる。
楽しく映画を見た。
今回もネタバレなしの、簡単な記録のみにて失礼いたします。
制作年/2019 制作国/日本 内容時間/121分
監督 犬童一心 脚本 土橋章宏 撮影 江原祥二 音楽 上野耕路
幕府が大名に領地の移し替えを命じる“国替え”を生涯7度も行ない、“引っ越し大名”とあだ名された松平直矩の史実をもとにした小説(wowow)
松平直矩とは (日本人銘大辞典引用)
1642-1695 江戸時代前期の大名。 寛永19年10月28日生まれ。
松平直基(なおもと)の長男。慶安元年7歳で播磨(はりま)(兵庫県)姫路藩主。
翌年越後(えちご)村上に移封(いほう),寛文7年姫路にもどる。
宗家の越後(えちご)騒動に関係して閉門となり,元和(げんな)2年7万石に減じられて豊後(ぶんご)日田(ひた)にうつされる。
出羽(でわ)山形藩をへて,元禄(げんろく)5年陸奥(むつ)白河藩(福島県)藩主松平(越前(えちぜん))家初代となる。
15万石。歌舞伎を愛し「松平大和守日記」をのこした。
元禄8年4月15日死去。54歳。
【格言など】白河の関守る神の我を待て散る紅葉葉(もみぢば)をとめて見すらん (辞世)
「松平大和守日記」とは
江戸前期の大名の日記。
松平大和守直矩(なおのり)が1658年(万治1)17歳から95年(元禄8)54歳で没するまで書き続けた生活記録。
通称《大和守日記》《直矩日記》。
内容は,公式行事,私生活にわたって詳しい。
特に屋敷に芸能人を招いての観劇記録は,近世演劇研究の一等資料として,利用価値が高い。
ほかに,頻出する鷹狩の記録,越後騒動に関する記事,野々口立甫(ののぐちりゆうほ)に関する記述など,近世文芸や歴史研究に資するところの多い貴重な資料である。
役名 役者名 片桐春之介 星野源 鷹村源右衛門 高橋一生 於蘭 高畑充希 山里一郎太 小澤征悦 中西監物 濱田岳 藤原修蔵 西村まさ彦 本村三右衛門 松重豊 松平直矩 及川光博