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『年中行事絵巻』日本絵巻大成 8-2 【年中行事絵巻、朝覲行幸】 中央公論社 小松茂実編 1977年12月20日

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祇園祭 鷺舞 (八坂神社にて)

 

 

  『年中行事絵巻』日本絵巻大成 8-2 【年中行事絵巻、朝覲行幸】 中央公論社 小松茂実編 1977年12月20日

 

 

『年中行事絵巻』小松茂実

 もとは12ヶ月全て、宮中腫瘍の年中行事を絵画化

 一年の前半が比較的残る。

 7〜9月、12月がほとんど残ってない。

 

『朝覲行幸』 

 対象者が天皇の御所の外に別個に御所を設けて居住している場合には、天皇の行幸を伴うことになり、こうした朝覲を目的とした行幸を特に朝覲行幸(ちょうきんぎょうこう)と称する。

 

『朝覲行幸』(日本第百科全書)

 覲は謁見の意で、天皇が親である太上(だいじょう)天皇・皇太后の居所を訪問し拝謁すること。

 朝覲行幸とはそのために行幸、すなわち外出すること。

 嵯峨(さが)天皇の809年(大同4)8月に始まったとされ、平安時代に盛んになる。

 鎌倉時代まで行われたが、以後は下火になった。

 年始の挨拶(あいさつ)として正月の3、4日ごろに行われるのが朝廷の恒例の儀となったが、ほかに践祚(せんそ)、即位または元服のあとに行われる臨時の儀もあった。[酒井信彦]

 

朝覲

 朝覲(ちょうきん)とは、天皇が父母もしくはそれに準じる太上天皇・女院に拝礼すること。

 対象者が天皇の御所の外に別個に御所を設けて居住している場合には、天皇の行幸を伴うことになり、こうした朝覲を目的とした行幸を特に朝覲行幸(ちょうきんぎょうこう)と称する。

 

朝覲  (大辞林)    ① 天皇が太上天皇や皇太后の御所に行幸し、恭敬の礼をつくすこと。   年頭に行われる恒例の儀と、践祚・即位・元服の後に行われる臨時の儀とがある。    ② 諸侯や属国の主が天子に拝謁すること。   行幸 ( 名 )    天皇がが出かけること。みゆき。   行幸     《名・ス自》天皇のお出まし。みゆき。            

 


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