八犬伝英雄双六 1 出発と上り 柳下亭種員 撰 : 一勇斎国芳 画 芝神明前三島町(江戸)
八犬伝英雄双六
柳下亭種員 撰 : 一勇斎国芳 画
芝神明前三島町(江戸) : 喜鶴堂, [出版年不明]
48×70cm(折りたたみ25×18cm)
早稲田大学所蔵
早稲田大学図(デジタルライブラリー公開)
くろ ごす うゆ いえ んで んけ ちは
六 双 雄 英 伝 犬 八
画 中央下 (スタート)
柳下亭種員選
里見よしだね
杉倉かじもと
堀内さだゆき
一 おとね 四 かぢ九郎
二 与四郎 五 おぬひ
三 もとふぢ 六 りき二
一勇斎國芳画里見殿の姫君達
画 中央上 (上り)
里見殿の姫君達
八犬士と緑を結
び給ふところ
たけのひめ
きのとひめ
いろとひめ
しづをひめ
ひるぎひめ
はまぢひめ
をなみひめ
しをりひめ
上り
柳下亭種員(たねかず)1807-1858 江戸時代後期の戯作(げさく)者。
文化4年生まれ。江戸の人。紀海音(きの-かいおん)の名で講釈師となった。のち柳亭種彦(たねひこ)の門にはいり合巻をかいた。安政5年8月21日死去。52歳。通称は坂本屋新七。別号に麓園。作品に『白縫譚(しらぬいものがたり)』『児雷也豪傑譚』
『児雷也豪傑譚』は尾上菊之助で見た事がある。
芝神明前三島町
この時代、この辺りには有名な絵双紙屋があった。