『高坏』
データーは衛星劇場より▼
出演:中村勘太郎(現・勘九郎) 中村亀鶴 澤村宗之助 片岡亀蔵
2011年(全3話)
34分
カラー
下駄でタップという趣向が楽しい軽妙洒脱な踊り。 花見に出かけた次郎冠者は、主人から高坏(たかつき=盃をのせるための道具)を買ってくるよう命じられた。高坏がどんなものかを知らず、困った次郎冠者は「高坏買いましょう」と声をはりあげて歩き始める。するとそこへ高足売が現われて…。 高足売りが言葉巧みに騙して下駄を売りつけるところが笑いを誘う。下駄でタップという趣向が楽しく、酔っ払って転げそうになりながらも巧みに下駄を操り、拍子を取って踊る場面が最大の見せ場。初演は昭和8年、勘太郎の曽祖父に当たる六代目菊五郎が、当時流行していたタップ・ダンスの技法をとりいれて演じた。勘太郎の次郎冠者、亀鶴の高足売、宗之助の太郎冠者、亀蔵の大名某で。 (2011年/平成23年5月・明治座)
勘三郎さんがお亡くなりになった。
その日に勘九郎さんの『高坏』を見た…
勘三郎さんとはまた違った『高坏』
だけど
中村勘太郎(現・勘九郎)さん、 亀鶴さん 澤村宗之助さん 亀蔵さん、全てが良かった
勘三郎さんは 勘九郎さん、七之助さんという良い役者をお二人も育ててこの世を立たれた。
もう後ろを振り返っても仕方がないので、
今からは
ご冥福を…なんていわない。
勘三郎さん、勘九郎さん、七之助さんに拍手
勘九郎さん、七之助さん
がんばれ!歌舞伎☆