『本朝二十不考』11 二巻 「我の身を焦がす釜ヶ渕 近江(あうミ )に悪日者の寄り合いや」 (石川五右衛門) 稀書複製会
二巻目 二丁オ
二巻目 二丁ウ
二巻目 三丁オ
二巻目 三丁ウ
二巻目 四丁オ
二巻目 四丁ウ
二巻目 五丁オ
二巻目 五丁オ
絵図
文禄三年(1594)八月二十四日
石川五右衛門が三条河原町で釜煎の刑を執行されたのは史実。
本書では、五条から七条の河原で執行されたと記されていた。
石川五右衛門は家族で釜煎された。
苦しがる子供を見かねた五右衛門が、子供を足で釜のそこに突き下ろし、早く息の根を止めてやったという。
石川五右衛門といえば、昨年七月、大阪の松竹座で片岡愛之助さんの『石川五右衛門』を見たことを思い出す。
忙しくて記録できてなかったが、この場を借りて、記録しておきたい。
片岡愛之助さんの『石川五右衛門』は迫力があり、かっこよくて面白かった。
見てよかったと思えるお舞台であった。
本朝二十不考 稀書複製会
西鶴期 第十二回
昭和十六年廿五日印刷
昭和十六年廿八日発行
発行書 米山堂
印刷三百部之内
第三七号
浮世草子
井原西鶴作
貞享3年(1686)刊
中国の二十四孝をもじって、日本での親不孝を題材とした20話を集めたもの。
『本朝二十不考』浮世草子 井原西鶴作 貞享3年(1686)刊
『本朝二十不考』1 序文/ 『本朝二十不考』とは
『本朝二十不考』2 一巻 目録
一巻一「今の都も世は借物 京に悪所、銀の借次屋」
『本朝二十不考』3 一巻「今の都も世は借物 京に悪所、銀の借次屋」本文最初
『本朝二十不考』4 一巻「今の都も世は借物 京に悪所、銀の借次屋」
『本朝二十不考』5 一巻「今の都も世は借物 京に悪所、銀の借次屋」読了
一巻二「大節季にない袖の雨 伏見に内證掃ちぎる竹箒屋」
『本朝二十不考』6 一巻「大節季にない袖の雨 伏見に内證掃ちぎる竹箒屋」
『本朝二十不考』7 一巻「大節季にない袖の雨 伏見に内證掃ちぎる竹箒屋」読了
一巻三「跡のはげたる嫁入り長持」読了」
『本朝二十不考』8一巻「跡のはげたる嫁入り長持」読了
一巻四「慰改て咄しの点取」読了」 巻一終
『本朝二十不考』9 一巻四「慰改て咄しの点取」読了」 巻一終
二巻
『本朝二十不考』10 二巻目録
『本朝二十不考』11 二巻 「我の身を焦がす釜ヶ渕 近江(あうミ )に悪日者の寄り合いや」 (石川五右衛門)
「旅行の暮れの僧にて候 熊野に娘やさしき草の屋(ヤ)」
「人はしれぬ国の土仏 伊勢に浮足の釣り針や」
「親子五人、扱書置如件 駿河に分限風ふらず虎屋」