映画化『秘密 THE TOP SECRET』第九 映画2/3まで:3,8★ ラスト3/3:2,9★ ラストシーン:1,2★ 出演者熱演度:4,3★
以前にも見たが、ほとんど見たような見てないようなといった曖昧で記憶に残ってない映画。
父(椎名桔平)と娘が向かい合って微笑み合う場面で、以前に見たことを鮮明に思い出した。
なんとまぁ、印象の薄い映画だこと。
出演者は熱演されており、申し分がなかった。それにしても、役者の顔ぶれや力の入れ方をみると、もったいないとしか言いようがない。
2/3あたりまでは、怖いが、話の展開としては矛盾はあっても教務が持てるものであった。
2/3をすぎたあたりから、やたら説明的でくどい。
特に、ラストの安物くさい「幸せ感」「幸福感」白い靄かけた映像が大変長く、映画全体のつや消しであった。
話の展開としては残酷な設定だけに、最後の部分で「どんとはらえ」みたいな感覚なのでしょうか?
そしてラストの、胡散臭い「幸せ感」「幸福感」の押し売るの後の、話の展開及ぶ結末の走馬灯場面からは、おおよそ考えつかない曲選びにも驚いた。
これもまた、ラストシーンの「どんとはらえ」の「どんとはらえ」で、現実に戻りましたよ〜的な。そんな騒々しい現実社会では、一般的庶民は生きてないけどね。
監督は、大友啓史さん。ウィキで調べてみれば、非常に頭の良い方らしい。
ドラマも含めて、小栗旬さん出演の『ミュージアム』や最近録画で見た『億男』くらいしか見てないなぁ。
それにしても役者さんたちが熱演されており前半は話の展開が面白かったにもかかわらず、ラストの切り靄のあの世のような場面は惜しい。(乱鳥こそ、何度も、くどいわ!!!ね)
これは今回、私が見たこの映画の感想です。
感じ方は人それぞれあると思いますが、失礼があればお赦しください。
監督
大友啓史
脚本
高橋泉 大友啓史
出演者
生田斗真 岡田将生 松坂桃李 椎名桔平 織田梨沙 栗山千明 リリー・フランキー 大森南朋 大倉孝二 木南晴夏