彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾 『アテネのタイモン』2017年 演出: 吉田鋼太郎 5★ 吉田鋼太郎、藤原竜也、柿澤勇人、横田栄司
彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾
『アテネのタイモン』
家族と一緒に、テレビでシェークスピア作の『アテネのタイモン』を楽しみました。
こういう舞台が見たいのと感じさせる、大変面白く素晴らしい舞台を拝見させて頂いた様に思います。
吉田鋼太郎様、藤原竜也様、横田栄司様の間のとり方が素晴らしいと感じました。
吉田鋼太郎様、藤原竜也様のたたみ込んだアップテンポのシェークスピアらしいい言い回しと間に、ワクワクしておりました。
こういった問答形式の様なスタイルは、能楽『勧進帳』歌舞伎『勧進帳』信貴山火渡りの日の結界開門問答(?)などを含めて好きな場面の一つです。
吉田鋼太郎様のオーラや目力に圧倒されました。
藤原竜也様の迫力や茶目っ気は魅力的でした。
横田栄司様の舞台役者さんとして素晴らしいセルフの言い回しと間に、釘付けになってしまいました。
そしてお若いながらも迫力のあった柿澤勇人様にも拍手を送りたいと思います。
テレビ録画で見たにもかかわらず、ただいま余韻に浸り、興奮気味です。
見て良かったと思える舞台の一つでした。
今回も簡単な記録のみにて、失礼申し上げます。
2017年
2時間45分
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
あらすじ
アテネの貴族タイモン(吉田鋼太郎)は執事フレヴィアス(横田栄司)の助言、哲学者アペマンタス(藤原竜也)の皮肉を無視し、誰にも気前よく金品を与え、ついに破産。友人たちが自分の金目当てだったことが分かり、すっかり人間不信に陥る。森に引きこもるタイモンは、復讐のためにアテネを滅ぼそうと蜂起した武将アルシバイアディーズ(柿澤勇人)に掘り当てた金を与えるが……。
作
W. シェイクスピア
翻訳
松岡和子
演出
吉田鋼太郎
出演
吉田鋼太郎、藤原竜也、柿澤勇人、横田栄司
大石継太、間宮啓行、谷田 歩、河内大和、飯田邦博、新川將人、塚本幸男、二反田雅澄
手打隆盛※、堀 源起※、松田慎也※、中西 晶※ 、浅野 望※、白川 大※、續木淳平※、堀 杏子※
松本こうせい、星 和利、前田恭明、長谷川祐之、岩倉弘樹、杉本政志、飛田修司、齋籐慎平、
伊藤大貴、坂田周子、千賀由紀子、林 佳世子、悠木つかさ、金子久美子、長尾 歩、工藤晶子、
森瀬惠美、佐々木絵里奈、真以美、宮崎夢子
※さいたまネクスト・シアター
天神祭 船脳 2010年
『三番叟』
『石橋』
『羽衣』