『異形にされた人たち』
塩見 鮮一郎 著
河出文庫
264ページ
先日読んだ『中世の貧民―説経師と廻国芸人 』が面白かったので、塩見鮮一郎著の『異形にされた人たち』を読んでみた。
結果、サンカなど知っている話も多かったが、大半が興味から外れた内容であったのが口惜しい。
前回の『中世の貧民―説経師と廻国芸人 』は説経節や芸能民の話が大半で、私にとっては乗れる内容であったのであろう。
ただいまは、塩見鮮一郎著の『弾左衛門の謎 歌舞伎・吉原・囲内』を半分まで読み進めたが、やはりあまり興味がない内容である。
歌舞伎とあるので先を探ってみれば、歌舞伎の演目でいうと『助六』、ヒゲの意休について書かれているようである。
あまりにもかけ離れた内容に想像すらつかなく、古典や伝統芸能などの内容からかけ離れた内容はわかりづらい。
おそらく、塩見鮮一郎氏の書物は『弾左衛門の謎 歌舞伎・吉原・囲内』でピリオドを打つことになるであろうと感じた。
今回も簡単な記録のみにて失礼申し上げます。