ドラマ『二つの祖国』山崎豊子原作 長谷川康夫脚本 小栗旬 多部未華子 仲里依紗 松重豊 余 貴美子 ムロツヨシ 仲村トオル
小栗旬さん主演のドラマ『二つの祖国』をみた。
男女を問わず好きな役者さんたちが続けざまに出てこられる。
小栗旬さんをみながら、松重豊さんのインパクトはすごい。スワットォられるだけで、父親の無骨さとピッタ性格まで島される優れた役者さんだと再確認した。
仲里依紗さんの舞台風演技に今回も見とれたり、涙したり。とにかく彼女の美しい顔で芝居四倍風に表情を丁寧に示されると、みて入り側は彼女から目を離せなくなってしまう。
またとてもかわいい多部未華子さんは今回はアメリカで生まれた二世であるという役柄か、言葉の端々にの取り方にビブラートを聞かせ、日本で生まれ過ごした方々とはいといがったイメージを植え付けられていた。
音楽選曲が、面白かった。
初めの頃はデビッドボウイやイーグルスなどを多用化されていた。
そして途中 屋有望井由実(松任屋有望)
最後の方になるとビートルズ二曲。
音楽においてイーグルスは別として、あまりアメリカ色を強く持ってこなかったのが印象深かった。
小栗旬さんがみたくてこのドラマを見たが、今回は仲里依紗さんにも共感を覚え、彼女の豊かでめまぐるしく変化する表情や声色に、目が離せず、また、ある場面では涙があふれ出た。
小説の本質的部分が映画として形に残され、、考えさせられる秀作であった。
以下テレビ東京開局55周年特別企画 ドラマスペシャル 「二つの祖国」公式HPより。
番組名
テレビ東京開局55周年特別企画 ドラマスペシャル 「二つの祖国」
原作
山崎豊子『二つの祖国』(新潮文庫刊)
脚本
長谷川康夫
(「なぜ君は絶望と闘えたのか」「聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実」「柘榴坂の仇討」「起終点駅 ターミナル」)
音楽
稲本響
出演
小栗旬 多部未華子 仲里依紗 高良健吾 新田真剣佑 ムロツヨシ / 池田エライザ 橋本マナミ 原菜乃華
仲村トオル 田中哲司 柄本佑 甲本雅裕 リリー・フランキー 中村雅俊
ビートたけし 笑福亭鶴瓶
余 貴美子 泉谷しげる 麻生祐未 松重豊
監督
タカハタ秀太(「ホテルビーナス」「原宿デニール」「赤めだか」)
日本とアメリカ、二つの国の狭間で
家族の絆を引き裂かれ、
涙の別れを経ながらも未来を信じ、
激動の時代を逞しく生き抜いた
3世代64年の愛の物語
「二つの祖国」の狭間で、
戦争という運命に翻弄されながらも、
決して諦めることなく家族の絆と信じた愛を貫き、
自らの祖国を探し求めた
日系移民たちの怒涛の人生を、
壮大なスケールで描き出す大河巨編
日本人が移民としてアメリカへと海を渡ってから150年が過ぎる節目の2019年。
「昭和・平成」という一つの時代が終わろうとする時だからこそ、日系二世の若者たちが自らのアイデンティティーを求めて懸命に生き抜いた様を描くことで、私たちの国「日本」を改めて見つめ直す。
あらすじ
アメリカで生まれた日系二世の天羽賢治(小栗旬)は日本で教育を受けた後、UCLAで学び、卒業後はロサンゼルスの邦字新聞「加州新報」の記者として働いていた。賢治は社説で「良き日本人たろうと努力することが、立派なアメリカ市民たり得る」と説き、自らもその生き方を貫こうとしていた。
職場の同僚・梛子(多部未華子)は賢治のUCLA時代の同級生・チャーリー田宮(ムロツヨシ)と交際しており、賢治は2人の交際に複雑な思いを抱きながらも、梛子の友人で二世のエミー(仲里依紗)と結婚した。
だが、太平洋戦争が始まり、賢治を取り巻く状況は一変する。賢治や父・乙七(松重豊)、母・テル(麻生祐未)ら日系人たちはマンザナールの強制収容所に送られ、不自由な生活を強いられる。
やがて、日系人の中からアメリカ陸軍への徴兵を募ることになり、日系二世はアメリカか日本か、どちらの国に忠誠を誓うか、選択を迫られる。賢治の末の弟・勇(新田真剣佑)は日系人部隊に志願し、賢治は情報戦で戦争を早期終結させようと、陸軍情報部で日本語教官や暗号解読の仕事に就く。
一方、開戦当時に日本で教育を受けていた弟の忠(高良健吾)は、日本兵として徴兵され、フィリピンの戦地へと送られる。
そんな中、賢治も語学兵のリーダーとしてフィリピンへ向かうが…。
日本とアメリカ「二つの祖国」の狭間に立たされた賢治を待ち受ける運命とは…!?