先日テレビを見ていると高血圧に効果のある食事法が説明されていた。
高血圧にはダッシュダイエットが効果があるらしい。
ただし健康を損ねる場合もあるので、該当する人は要注意とのこと。
ダッシュダイエットとは
ダッシュダイエット(DASH diet、Dietary Approaches to Stop Hypertension)は、アメリカ合衆国保健福祉省のアメリカ国立衛生研究所に属する国立心肺血液研究所(NHLBI)が、高血圧を予防し治療するために考案し、推奨している食事療法のことである。
日本高血圧学会が発表している高血圧治療ガイドライン2014でも類似の栄養構成を目指している。
アメリカ合衆国農務省は、ダッシュダイエットを、理想的な食事プランの一つとして推奨している。
また、アメリカ心臓協会AHAもダッシュダイエットを推奨している。
しかし、カリウム摂取量が多くなるため、腎機能に異常がある場合は実施してはならない。
ダッシュダイエット
食事→果物、野菜、全粒穀物、無脂肪または低脂肪の乳製品、魚、家禽、豆、ナッツ、および植物油を充分に摂取する。
制限→食塩、砂糖で甘くした食品や飲料、獣肉の脂身、全脂肪乳製品、ココナッツオイル、パーム核油、パーム油などの熱帯油など、飽和脂肪が多い食品。
ダッシュダイエットは、血圧を下げる効果がある他に、バランスの取れた栄養素を摂取できるように考えらteiru.
カリウム(K)、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、たんぱく質、食物繊維を充分に含むこととなる。
肥満とナトリウムは血圧上昇因子であるため、食事要因の血圧上昇因子を減らす事を考慮した「低ナトリウム」「高カリウム」「豊富な食物繊維」な食事体系である。
適正体重(BMI 25未満)を維持するため摂取総カロリーを適正範囲に抑える。
高カロリーな脂肪摂取を減らす。
摂取する脂肪の質を飽和脂肪酸(獣肉脂身)から魚油にする。
ナトリウムの摂取量を減らし、ナトリウム排出作用のあるカリウム、マグネシウムを野菜と果物から積極的に摂取する。 カリウムは、3510mg/日、以上
食物繊維を積極的に摂取する。
アメリカの国立心肺血液研究所(NHLBI)によれば、1日に必要なカロリーの目安は、次の表の通りである。
1日に必要なカロリー数が変わると、各食品グループの単位数が変わる。
ダッシュダイエットに特別のレシピは無い。
ナトリウム(食塩)を体外に排出させるように導く食品をとることが必要だが、塩分を排出しすぎても問題である。
ダッシュダイエットは、高血圧用の治療食であって、肥満用の治療食ではない。
また、療養中の方は、主治医の指導に従い実施する方がベストだと思う。
私は高血圧ではないが、そろそろ可愛らしいお年頃になってきましたので、プチダッシュダイエットを試みたい。
ただし、魚は好きだが、肉を減らすのは少し無理かも(笑)
(ウィキペディア引用)