セミプロが作る『美味しい煮卵の作り方』という記事を読んだ。
美味しいとは思うが、卵ニコを煮卵にするなんていう時間のロスは、我が家ではありえない。
我が家では大鍋に、
豚(もも 800グラム)
豚(ヒレ 400グラム)
人参(2本を半切り 4本になる)
大根(1/3〜1/2 大切り)
卵(10個 半熟で水で冷やし常温)
後は冷蔵庫にある野菜(野菜は臭みが消える&美味しいので一石二鳥)
この場合はあえて生姜やにんにくや香味野菜はワンコのために加えない。
味付けは薄め(出汁醤油&こぶ 適宜)で数回に分け、長時間煮込む
煮込み蓋をして冷まし、煮込み蓋をして冷まし、と言った作業を何度か繰り返すと薄味のお出汁が程よく卵や大きな野菜に染み込む。
肉や野菜のお味は、周知のように、鍋の熱が下がる時にお味が染み込む。
何度か熱を上げサマスノで、お肉はほろほろとお箸でほぐれる。
また豚のももとヒレとでは食感が全く違うので、これまたお味に違いが楽しい。
大皿にレタスやわさび菜を引き、煮上がった豚や煮卵を置き、ミニトマトを飾ると、手抜きなのに豪華。
大皿の上で大きな肉や野菜を切り分け、煮卵とともに小皿に取り分けるのは楽しいものである。
好みによってマスタード、あるいはわさびもよろしいかと思います。
純粋の煮卵ではないと思われるかもしれませんが、実質本位。
残った肉やお野菜は、いろいろなお料理に使えまする。
ちなみに、中国で煮卵を食べたことがある。
おそらく桂林か賀州のあたりのホテルのそば。
補綴の朝食後、私と子供は朝の散策に出て、美味しそうな麺屋さんを見つけてしまった。
こうなると、先ほど朝食を食べたばかりだということなど御構い無し。
旅の食は抑えがたし!である。
朝、地元の方達が次々に並んでは変われる麺屋さん。
当時1杯24円(2元)だったが、これが美味しかった。
好きな具をたっぷり自分で加えて食べられるピリ辛の麺。
そこではオプション、1個24円(2元)で煮卵が買えた。
その煮卵がすこぶるうまい。
追加に追加を重ね、息子と私は、 煮卵食べる、煮卵喰らう、という状態に陥った。
何が美味しいかというと、甘くなく、辛くなく、しっかりとしたお味で中は半熟。
絶品煮卵ここにあり!であった。
あまりに美味しかったので、朝食後ホテルでのんびりとしていた夫に煮卵を土産に三つ。
夫は卵を見るや否や、
『なんだ?これ。』
と、胡散臭そうな顔をした。
バスで揺られにに小一時間も経ったであろうか?
三人はバスの中で、黒い煮卵をほうばった。
夫の目は丸く
「これはいける。美味しいよ。」
とのこと。
私がこれまで生きてきた中で一番美味しいと思った煮卵は、中国の麺屋さんのものであった。