京都の冬 南座顔見世 恒例の竹馬
上は南座顔見世の恒例の竹馬です。
ご贔屓筋などが役者さんに送られるようです。
必ず役者さんの名前の後には、「丈」(じょう)と記されています。
坂田藤十郎丈、片岡仁左衛門丈といった具合です。
改装以前の竹馬は同じロビーに所狭しと並べられていた竹馬ですが、今回は、会を変え、二つのロビーに並べられていました。
なので、少しボリュームにかけました。
それにしても顔見世の竹馬は季節感を感じます。
また好きな役者さんたちのお名前を探すのも、一つの楽しみです。
開幕までの小半時間、ゆったりとソファーに座り、美しいお着物を重しになられたご婦人たちを拝見させていただく喜びもひとしおです。
十二月。
顔見世を通じて、京都は冬深くなります。
ご覧くださいまして、ありがとうございます。