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Channel: 乱鳥の書きなぐり
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平曲『平家物語 敦盛』(琵琶と語り)& 『幸若舞 敦盛』(鼓と特徴ある合いの手、舞)   (能楽)敦盛の予習3

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 三輪神社にて 二條流煎茶




 平曲

 平曲とは
『平家物語』を平家琵琶を伴奏として語る音曲。
『徒然草』によれば後鳥羽天皇の頃,生仏という盲人が語り始めたとされる。
 その後城方(八坂方。→八坂流),一方(いちかた。→一方流)の 2流に分かれ,一方流中興の祖,明石覚一が曲節,詞章を整えた。

 一方流は江戸時代に前田流,波多野流に分かれ,前田流のみが今日に伝えられている。
 平曲は節なしの素声(しらごえ)と,節をつけて語る引句(口説,初重,中音,三重,サシコエ,その他に細分される)の 2部分からなり,これらを組み合わせて,物語の内容にふさわしいように作曲されている。
          (ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より)



 平曲 琵琶演奏・歌
 平家物語 敦盛 ▼
 
 平曲 平家物語 敦盛 はいろいろな方で聞いてみましたが、このかたの声が私の場合は一番好きでした。




 以前東洋文庫で読んだ『幸若舞』
 ユーユーブで敦盛を見ていると『幸若舞』でも『敦盛』があることを知り、十動画以上を楽しませていただいた。
 幸若舞はリズミカルに地鎮のような明日の運ばせ方。
 小鼓も単調なリズムだが、
     パカパカ パカパカパカ ニュオ
     パカパカ パカパカパカ ニャオ

  と猫のようなアクセントの合いの手が入る。
 室町当時としては、割合に動くも早く、曲の画期的な舞であったのではないかと考える。
 小包の打ち方は、能楽のそれとは違い、パカパカと打つのが特徴。
 衣装は三河万歳や伊勢漫才を思い浮かべたが、発生の理由は全く違うのかもしれない。
 東洋文庫の解説部分に乗っていたのかもしれないが、忘れてしまっている。
 岩波文庫の古典文学大系のも『幸若舞』はあるので、今一度、読んでみたい。

 ユーチュービで幸若舞の敦盛を見ていると、謡及び舞もすり足で能楽さながらのものもあった。
 こういったものも幸若舞と呼びか稲川私にはわからないのですが、地鎮や三番叟など五穀豊穣の動きを取り入れた素朴な続きと歌と舞の幸若舞に魅力を感じたので、とりあえず何度も楽しませていただいた幸若舞の映像を紹介させていただきます。

 日本の室町時代からの『幸若舞』が今もうけつがれている。
 今はネットでもその一部を味わうことができ、幸せな時代だと感じる。

 私が何度も楽しませていただいた『幸若舞』の敦盛▼
 
 幸若舞 敦盛
 幸若舞(こうわかまい)は、室町時代に流行した語りを伴う曲舞の一種。福岡県みやま市瀬高町大江に伝わる重要無形民俗文化財(1976年指定)の民俗芸能として現存している。能や歌舞伎の原型といわれ、700年の伝統を持ち、毎年1月20日に大江天満神社で奉納される。
 人間50年 下天のうちをくらぶれば 夢幻のごとくなり
 








 京都観世会11月例会に備えて、
 そろそろ予習を… 3
 とりあえず百番集を読む。

  25日(日)11:00
 京都観世会11月例会

   (能) 敦盛  田茂井廣道
   (狂言) 千鳥  茂山千五郎
   (能)  富士太鼓 河村博重
   (能) 大会    宮本茂樹




 ご覧くださいまして、感謝いたします。
 

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