八月十八日、夫と息子と私の三人で、バレエ「ドン・キホーテ」を楽しむ。
よく知っている内容ではあったが、前日にDVDであらかじめバレエ「ドン・キホーテ」を一通り見ておいた。
当日、フェスティバルホールでは心が弾んだ。
席も好きな場所だったので、見ごたえがあった。
周りの方達は、バレエ教室の先生や、バレエを習っておられる親子連れが多かった。
バレエ「ドン・キホーテ」は楽しく、また愉快で心がときめいた。
特にボリショイバレエのマリーヤ・アレクサンドロワさんやウラディスラフ・ラントラートフさんは見事であった。
楽しく愉快な内容なのに、広範な無駄が溢れ出て止まらなかった。
私は感動すると、楽しい悲しいにかかわらず、涙が止まらないことがある。
そして、以前にも書いたが、感動で興奮して朝まで一睡もできない場合がある。
例に漏れず、バレエ「ドン・キホーテ」をみた夜も、明け方まで起き続けていた。
バレエとはかけ離れた内容であるが、感動すると、席を立てないことがある。
以前、仁左衛門丈の舞台の終演後、しばらく立ち上がることができなかった事が二度あった。
いわゆる、腰が抜けるというやつだと、客観的に感じながらほくそ笑んだ。
舞台をみていると涙が流れ続けたり、席を立てないといった事がある。
こういった感動の琴線に触れる舞台に、一回でも多く出会いたいものだと、舞台付きの阿呆は考える。
読売テレビ開局60年
世界バレエフェスティバル
<全幕特別プロ>大阪公演
「ドン・キホーテ」
「ドン・キホーテ」-これぞ醍醐味。究極のバレエ。
夢のような陶酔と興奮が待っている!
■出演
キトリ:マリーヤ・アレクサンドロワ(ボリショイ・バレエ)
バジル:ウラディスラフ・ラントラートフ(ボリショイ・バレエ)
東京バレエ団
見ていただき感謝いたします。