松竹創業120周年
京の年中行事
當る未歳 吉例顔見世興行
新檜舞台開き 東西合同大歌舞伎
平成26年11月30日(日)~12月26日(金)
12月吉日
夫と南座顔見世の昼の部を見る。
さすがに顔見世
手書き友禅、ろうけつ染、織物など、たいそう質の良い和装っをおめしになったのご婦人が目立つ。
お弁当も華やか。
お召し物も艶やか。
今年の本当の意味での顔見世とうなずけよう出演者も色めいている。
南座館内を歩けば、顔見世らしい彩。
隣で購入した祇園饅頭の赤さと少し苦めのお茶が華やぎを増す。
12月
京都のほんの一コマ。
二日後
夜の部はわたくし独り観劇
夫も来ればよかったのに…と、寒空を一人歩く。
行きは雨
到着頃には雨があかったが、祇園饅頭はお休み
ここまで書けば、観劇日がばれちゃうかな^^と、一人ほくそ笑む。
観劇後、一人南座を後にする。
なんとも言えない寂しさ
これで顔見世も終わりだなと、星のない夜空を眺める。
夜
南座から出てこられた舞妓さんや芸妓さんたちの笑顔が眩しい。
この日、片岡考太郎さんは接待を受け、馴染みのお店に出向かれたという。
舞妓さんや芸妓さんの巣方も、嫌に懐かしい…。京都…。
観劇の記録は後日できればいいなと考えております。
ブログをずいぶん長くお休みさせていただいております。
ご心配いただき、ありがとうございます。
たいへん嬉しく、心が温まる思いです。
長らくブログを休ませていただいておりました。
未熟者ではござりますれども、ここに顔見世の口上の看板を拝借いたしまして
どなたさまも
隅から隅までず、ず、ずいぃっと、おんねがいたてまつりますっるぅ
昼の部
一、玩辞楼十二曲の内 藤十郎の恋(とうじゅうろうのこい)
坂田藤十郎扇 雀
座元若太夫亀 蔵
幇間久古松 江
中村四郎五郎亀 鶴
袖崎源次壱太郎
仙台弥五七松之助
霧浪千寿吉 弥
澤村長十郎錦 吾
宗清女房お梶孝太郎
恋飛脚大和往来
二、新口村(にのくちむら)
亀屋忠兵衛梅 玉
傾城梅川秀太郎
才造松 江
忠三女房おしげ歌女之丞
万歳進之介
孫右衛門我 當
新皿屋舗月雨暈
三、魚屋宗五郎(さかなやそうごろう)
魚屋宗五郎幸四郎
磯部主計之助橋之助
磯部家召使おなぎ高麗蔵
小奴三吉亀 鶴
鳶芳松廣太郎
菊茶屋娘おしげ廣 松
父太兵衛錦 吾
家老浦戸十左衛門友右衛門
宗五郎女房おはま魁 春
十八世中村勘三郎を偲んで
四、仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
七段目 祗園一力茶屋の場
大星由良之助仁左衛門
遊女お軽七之助
大星力弥壱太郎
矢間重太郎国 生
鷺坂伴内松之助
富森助右衛門亀 鶴
赤垣源蔵松 江
斧九太夫亀 蔵
寺岡平右衛門勘九郎
夜の部
一、仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
九段目 山科閑居の場
本蔵妻戸無瀬藤十郎
大星由良之助梅 玉
大星力弥扇 雀
本蔵娘小浪壱太郎
由良之助妻お石秀太郎
加古川本蔵幸四郎
二、お祭り(おまつり)
鳶頭松吉仁左衛門
三、鳥辺山心中(とりべやましんじゅう)
菊地半九郎橋之助
遊女お染孝太郎
坂田源三郎亀 鶴
父与兵衛松之助
遊女お花七之助
坂田市之助扇 雀
四、爪王(つめおう)
狐勘九郎
鷹七之助
庄屋国 生
鷹匠亀 蔵