竜田川の散布を楽しんでいますと、ふ屋さんがありました。
お店を覗いてみると、いろいろな「ふ」があります。
わたくしの実家(京都)の近くには湯葉やさんがありました。
朝その近くを通りましと、壁横に小さく突き出た煙突から大豆炊いた匂いが漂います。
なんだか、こういったお店は懐かしく感じます。
店主が案内してくださいましたので、「おふ」を幾つか購入しました。
6つ500円の「ふ」はいろいろな種類を混ぜて選びました。
少し珍しいものでは、山芋の入った「ふ」というのがありました。これも購入です。
生まれて初めて、「おふ」を7袋も買ってしまいました。
さてさてどうしたものでしょう…。
「ふ」といえば いくら頑張ってもグラタンはいただきたくないし、すき焼きか、お味噌汁か、卵とじ、にものや炒め物の具くらいしか思いつきません。
ところが、袋のお城にはアイデアメニューが幾つか書かれていました。
酢の物
ナン(カレーをつける)
チーズフォンジュ
唐揚げ
そのまま食べる
いろいろな食べ方があるものですね。
ところで 「ふ」
ふ …と書いて、違和感を覚えています。
この「おふ」ですが、京都では「ふぅ」と言います。
加えて、ふ屋さんとなると、「ふ」の後に「a」がきますから、「ふぅ」屋さんでなんら問題は無さそうです。
どうしても「ふ」にこだわるなら「ふ」の前に「o」を付け加えると、お「ふ」屋さんとなり、すんなりいきます。
話を戻して「ふ」
「ふ」と書くと「Fu」という風に感じてしまいます。
しかしながら「ふ」は「富」という音にもつながり、縁起が良さそうです。
「富」は『大黒舞』(絵巻物)の大悦を思い浮かべ、幸せを感じます。
小判のような形の「ふ」もあります。
両手に「富」(ふ)を手に入れた私は、まさに大悦気分。嬉しい散歩でした。
ふ政
竜田川(龍田川)沿い 奈良県