『続日本絵巻大成19 土蜘蛛草紙・天狗草紙・大江山絵詞 』影印「天狗草紙」「解説」
『高時』平成16年9月・歌舞伎座 中村橋之助 片岡孝太郎 坂東亀寿 片岡愛之助 坂東彌十郎
今月三回目の『高時』
見る度に橋之助さんの見得がカッコいいと思う、歌舞伎『高時』
くちびるの弾き方まで向かって左(山)を強調され、向かって左くちびるをゆがめて下げられるかっこよさ。
今月は歌舞伎集で『高時』(二度目)も読んだ事だし^^v
『高時』の台詞も随分と覚えた事だし^^
芝居って、たのしいなぁ〜〜〜〜☆
本編尺:51分
製作年:2004年
出演:中村橋之助 片岡孝太郎 坂東亀寿 片岡愛之助 坂東彌十郎
鎌倉幕府の執権北条高時は、犬を偏愛し、田楽舞にうつつを抜かしている。ある日、老婆に襲いかかった犬を殺した浪人を死罪にするようにと高時が命じるが、秋田入道が今日は二代目執権義時の忌日であると訴えると、その処罰を諦める。そして高時は、愛妾衣笠の舞を眺めて気を紛らわすが、ここへ大勢の田楽法師たちが現れて、舞い踊るうちに高時に襲いかかる…。「活歴物」(史実に基づき時代考証による扮装・演出に重きをおいた時代物)ながら幻想的な展開となり、驕った傲慢な高時を天がこらしめるという寓意が興味深い作品。橋之助の高時に、孝太郎の衣笠、愛之助の大佛陸奥守、彌十郎の秋田入道で。
(2004年/平成16年9月・歌舞伎座)
データーは衛生劇場